静御前小説一覧

2
 高校二年生の夢野冬華(ゆめの とうか)は友人達と平穏な日々を過ごしていた。  彼女はある日、見知らぬ男子から「しずか」と呼ばれる。身に覚えのない名前に戸惑っていた少し後、一度も話したこともない生徒会長の神冷興俄(かみれい こうが)から告白され、成り行き上彼と付き合い始める。    出逢ってしまった魂たちは、冬華の知らないところで引き寄せられ、絡まり始めていた。    冬華を必要としている神冷興俄(かみれい こうが)と彼女を取り戻したい椎葉鷲(しいば しゅう)は前世の縁を引きずったまま対峙することに。彼らの周囲には、過去の縁を受け継いだ者たちがいた。それぞれの思惑が交錯し接触を繰り返したとき、冬華の中でも変化が起こり始める。    何故彼らは今世に生まれたのか? 彷徨う運命の行方は?  その答えは、いずれ明らかになる。  地獄の門はまもなく開かれる。    古の記憶を持つ魂たち。今こそ目覚めよ。  大切なものを守るために。大切なものを取り戻すために。 ※歴史上の人物、現存する土地・建物、物語等が出てきますが、作品は全てフィクションです。作中に登場する吾妻鏡は『国立国会図書館デジタルコレクション』から引用しました。
24h.ポイント 0pt
小説 183,827 位 / 183,827件 ライト文芸 7,313 位 / 7,313件
文字数 231,105 最終更新日 2023.05.29 登録日 2023.04.24
時は鎌倉時代、場は鶴岡八幡宮、そこでおきる怪異……
24h.ポイント 0pt
小説 183,827 位 / 183,827件 歴史・時代 2,103 位 / 2,103件
文字数 1,500 最終更新日 2023.04.23 登録日 2023.04.23
2