移動販売 小説一覧
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仕事に疲れて燃え尽きた元OL・巴は、祖父が遺したキッチンカーを改装し、全国を回る移動式の足湯カフェを開店。
看板メニューは淹れたてコーヒーと、悩みに合わせたハーブ足湯。
そして、客の話をただ聞きながらお風呂にぷかぷか浮かぶカピバラ店長・ぬし。
オフィス街、住宅街、港町、大学公園、ファーマーズマーケット――。
人間関係に疲れたサラリーマン、孤独な老婦人、挫折した美大生、素直になれない不良少年、完璧を演じる母親。
様々な人が訪れ、ぬしの「何もしない」優しさと巴の心づくしに、ほんの少しだけ前を向く。
そして巴自身も、誰かを癒しながら自分の生き方を見つめ直していく。
カピバラのように、ただ「そこにいる」ことを許す小さな旅の物語。
文字数 40,645
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.06.22
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某銀行を辞職した地味な顔、地味な性格の加地くん。
暫く定職にも就かず、フラフラとしていた。
“このままではいけない……‼”
そう考えた彼女は何故か!『移動販売』で糧を得る事を決意した。
ー全て自ら安価(?)で仕入れ、(※主に食糧品である)「ややぼったくり価格」にて販売するー
加地くん曰く…(忙しいお前らの為に、私が代わりに食糧品を買って来てやっただ‼…有難く思うだ!)
今日も彼女は愛車のリアカー【タラコ1号】を引き、今日も何処かで販売を始める……
ナレーション:何時も陽気な岡田 泰昭
※加地くんとは正真正銘『女性』である。
文字数 54,128
最終更新日 2021.08.29
登録日 2019.06.27
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