テレポート小説一覧
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転送士のルビンは、勇者パーティの中で唯一天空人の血を引いていないことから、パーティ内でいじめられ差別を受ける。魔王討伐の失敗の責任を転嫁され、処刑されそうになった時、ルビンは逃げ出して自力で魔王を倒し、世界の真実を知る。魔王が天空城の命令を受けて人間を迫害していたという真実をしったルビンは、天空城を制圧して世界を征服するのだった。
文字数 79,245
最終更新日 2024.02.24
登録日 2022.12.10
社会人の麻倉 陸はテレポートの能力を持つ超能力者だ。もちろんそれをひた隠しにして生きてきた。何せ彼は両親に捨てられて施設で暮らしていたのだから。
「バレたら絶対にヤバい組織に連れていかれる……!」
むしろ両親はそのせいで自分を捨てたか、もしくは既に悪の組織の手に落ちたのかもしれないとさえ思っていた。
ある日仕事の帰り道、歩きスマホの女性を見かけた。
(危ないぞってほら……)
案の定、女性は向かいから歩いてきた別の女性とぶつかり、スマホが車道へと投げ出されてしまう。
「おい! 嘘だろ!」
そのスマホを拾おうと急に車道へと飛び出した女性を突き飛ばし、トラックにぶつかる直前、彼はテレポートした。
(これって異世界に転生するやつじゃん!)
直前にそんなことを想像したからだろうか? 彼は本当に異世界に転移してしまったのだ。もちろん、魔法も魔物も貴族も奴隷も冒険者もいる世界。
幸運なことに、何故だかこの世界の言葉は理解できた。というより、薄っすらと見覚えのある景色……。
(夢で見たことあるな)
異世界転移の発動条件を探しながら、野垂れ死にするわけにもいかないので、陸は生きていくためにテレポート能力を使って働くことに。
『おお! 移動スキル持ちか!』
どうやらテレポートはこの世界でもちょっぴりレアな能力らしい。
元来のトラブル巻き込まれ体質も、どうにかスキルで逃げ切って見せます!
陸の異世界生活、始まりです。
文字数 30,784
最終更新日 2023.05.25
登録日 2023.04.28
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