ミステリー 怖い話小説一覧
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アパートの一室にある黒葛探偵事務所。
そこには、他では受けてもらえないような依頼が日々、舞い込んでくる。
探偵である黒葛は、依頼者の話を聞き、事務所から出ずに解決する。
「ウミガメのスープ」をミステリー仕立てのホラーで描く。
1話完結の短編ストーリー。
文字数 15,679
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.21
会社が夏休みに入り、俺は彼女を連れて旅館に泊まりに行くことにした。
「どんな旅館か楽しみだわ」
「ああ、そうだね」
車のハンドルを握りながら、俺は
文字数 1,302
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
「今日も魚が大漁に獲れるといいな」
「そうだな!頑張ろうぜ!」
「俺らは台風の日も、雨がどしゃぶりの時でも海へ漁に出て帰還する強運の持ち主だ!」
「そうだ!運が強い俺達だからこそ、他の漁師には負けねえぜ!」
文字数 1,106
最終更新日 2021.05.28
登録日 2021.05.28
お母さんが病死したため、お父さんは私を連れて再婚した。
再婚した相手はかなり気性が激しく、気の強い人だった。
少し文句を言おうものなら激しく怒り、私にひどく当たった。
文字数 941
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.05.09
セクシーな彼女と車で海沿いをドライブデートしていた。
黒く、長い髪の毛をかきあげる彼女にゾクゾクする。
ドライブ中だというのに、妙に気持ちが高ぶる俺。
「なあ。マッサージをしてくれないか?」
文字数 970
最終更新日 2021.04.27
登録日 2021.04.27
俺の家の近くにある工場なんだけど、1年前に大きな爆発事故があって、建物が木っ端微塵に吹き飛んだんだ。
建物が吹き飛んだのは深夜の1時過ぎで、地面からゴゴゴゴゴッって凄い地鳴りがしたんだよね。
でも、これは夢だった。
夢の中では、俺は家の前に立ってるんだけどさ、ゴゴゴゴゴって凄い音が鳴ったと思ったら地面が左右に凄く揺れたんだよね。
グラングランって。
最初は夢だし、そのうち終わるだろうと思ったわけ。
それがさ、その揺れがいつまでも終わらなかった。
もう吐き気がしそうだなと思った瞬間、瓦礫やブロックが凄い勢いで飛んできたんだ。
「うわ!家が危ない!」と思って後ろを振り向いた瞬間、ピカッって大きな光と爆風が俺を襲った。
「爆弾でも落ちたのかよ!!!」そう思ったけど、爆弾ではなかった。
遠くの方を見たら、大きな倉庫が爆発中。
なんだかソワソワするから家族に「逃げよう」って言ってた。
家族を連れて逃げた俺の後ろでまた倉庫が大爆発を起こす。
家の窓は吹き飛び、飛んできた鉄骨やトタン板で家は酷い有様になっちまった。
そんな夢を見てから3日後。
深夜にグラグラグラって地面が揺れた!
「大地震かよ!!」俺は慌てて立ち上がろうとしたら、窓の外で倉庫が爆発する光景が見えた。
俺は急いで家族を起こし、家の裏手の方に逃げようと誘う。
そしたら次の瞬間、さらに倉庫が爆発した!
もしも逃げてなかったら、今頃どうなっていたか…
文字数 588
最終更新日 2021.04.26
登録日 2021.04.26
コツコツコツ
夕方になると玄関の外からハイヒールの足音が聞こえてくる。
「誰かしら?」毎日のように続くその足音に、私は誰だか知りたくなり、思い切って足音が聞こえてくるときに玄関のドアを開けてみることにした。
「どなたですか?」ドアを開けると・・・誰もいなかった。
でも、ドアを開ける直前まではハイヒールの音がしていたのだから、ドアを開けてもまだ近くにいるだろう。
逃げたとしても、走る音くらいは聞こえてくるだろう。
しかし、近くに姿は見えないは、逃げる足音もしなかった。
ドアを閉めて、私はお風呂を沸かそうと風呂場へ向かった。
その手前の洗面所でメイクを落とそうと立ち止まった。
「キャッ!!」私の後ろに、真っ赤な口紅を塗り、赤いコートを着た女がジッと私を見て立っていたのだ。
そして、「哲朗、哲朗を返して・・・」と呪文のように言ってくる。
でも、私は返せないと心の中で伝えた。
なぜなら、哲朗は私がすでに殺しているので、この世にはいない。
「お願い、哲朗を返して」とそれでもしつこく言ってくる女に根負けした私は、とうとう哲朗を埋めた場所を指差して、「ここにいるわよ。いつでも持って行けばいいわ」そう伝えた。
すると女は私に飛び掛ってきて「返せ!哲朗をお前の手で返せ!」と叫んでくる。
手を噛み、首に噛み付いてくる女に恐怖を感じた私は、「わかったわよ!私が掘り返すわよ!」
と伝えて、床下を壊し、土を掘り返した。
中からは白骨化した哲朗の人骨が出てきた。
「さあ、持っていきなさいよ!」そう女に伝えると、人骨のそばに行き、涙を流す。
「よくも浮気ばかりする男をそんなにも愛せるわね」そう女に聞くと、「私も浮気は何度もされたわ。でも、本気であの人を愛していたから、死んだと感じたとき、私も死んで、あの人のそばへ行きたいと思ったのよ」
そんなロミオとジュリエットのような話があるのかしら?
文字数 772
最終更新日 2021.04.22
登録日 2021.04.22
「明菜ちゃーん、明菜ちゃーん」
遠くの方から、私の名前を呼ぶ声がしてくる。
「誰だろう・・・」
その呼ぶ声にはまったく聞き覚えがない私は、近寄ってくる呼び声に不気味さを感じてしまう。
「どうしよう。
文字数 927
最終更新日 2021.04.11
登録日 2021.04.11
社会的にも認められる男になり、家族にも恵まれた。
だが、どうも心が満たされずにいる。
「どうしてなんだ。なにが足りなんだ」と悩む私は気づいた。
「そうか、刺激が足りないのだ」と。
文字数 831
最終更新日 2021.04.09
登録日 2021.04.09
友達の家に行くと壁の中からキーキーという奇妙な音がしてきた。
「な、後ろの壁からなんか音がするんだけどさ、なんの音だろう」と聞くと、「なんの音もしないけど?」とまったく聞こえないという顔をする。
「そうかな・・・」
でも、
文字数 1,022
最終更新日 2021.04.08
登録日 2021.04.08
「これ、おじい様から貰ったんだけどね、うちには少し合わないのよ。だから、真紀ちゃんにあげるわ」と、親戚の叔母さんが中世のヨーロッパで流行ったという絵画を私にくれた。
でも、描かれている女性の顔は
文字数 685
最終更新日 2021.03.27
登録日 2021.03.27
職場恋愛をする私と孝之は、同棲を始めようと考えていた。
一緒に住む部屋も借りて、電化製品や家具も揃えた。
2人の愛の巣には大きな
文字数 447
最終更新日 2021.03.15
登録日 2021.03.15
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