BL ファンタジー世界小説一覧
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人見知りで口下手な俺でも、故郷の皆はいつも優しく接してくれていた。
そんな故郷の宝が、竜の血が混じる最強種族と呼ばれる、イグニス族に盗まれる事件がおきる。犯人を取り逃がした俺は、故郷の為にと村を出て犯人を追い、長い戦いの旅の末なんとか宝とともに故郷へ帰ってくることができた。
だが、帰ってくると、故郷は地殻変動に飲まれ、……無くなっていた。
信じられず、何日間も崩れた森をさ迷う俺を見つけたのは、まさにそのイグニス族の戦士達を率いる男、ゼブだった。
「お前が助けた村に、行くぞ」
戦いの末、死にかけていた所を蘇生したからだろうか。それとも俺と同じように故郷の為に戦っていたことを聞き、ゼブの故郷を助ける手伝いをしてしまったからだろうか。
わからないが、ゼブは硬く俺の手を握りしめて、俺をイグニス族の住む村まで連れ帰り……この奇妙な同居生活が、始まった。
◆面倒見の良い最強種族のボス×黙って耐えがちなコミュ症主人公
最強とありますが、戦闘シーンはほぼありません。
故郷を失って鬱状態の主人公を、過保護なまでに介抱するボスの話です。
主人公が立ち直るにつれてだんだん日常物になります。ハッピーエンドです。
双方向からの視点での描写がしたいので、章ごとに視点が入れ替わります。
◆普段からラスボス×主人公系のBLを読むことが多い腐女子が書いています。
カップリング固定で、リバ要素は書けません。
◆「・」がついている回はR18回です。
1話目のみ挿絵つきとなります。
カクヨム(R15版)・小説家になろう(ムーンライトノベルズ)にも投稿しています。
アイディアの元となった関係者各位の許可を得ています。
文字数 239,087
最終更新日 2023.07.12
登録日 2023.05.05
例えば愛しい妻の代わり、憎い兄の代わり、貴重の勇者の血統の人間。そんな風に誰も個人を見てくれない。
勇者の血統がそれなりに広がりただの家の格を誇示する、あるいは裕福さの証明、交渉材料にしか成らなくなってしまった時代に、父親の着服が発覚し、屋敷財産と同じ括り差し押さえられ、罰金と損害の補填の為に売り出されたユーリヤ。
自分を死んだ妻の代わりとしてしか扱わなかった父の次は、能力も無いのに長男というだけ家督を継いだと兄を恨む叔父の元だった。
ただただ主人公に救いが無くてかわいそうに成っちゃうエロ集めです。練習の様に何でもぶっこんで行くつもりです。
『戦いに負けた魔王はヤンデレ勇者に囲われました』に出て来る、勇者の過去話というかヤンデレ拗らせるに至るまでのお話です。
このお話の中では一切救いはありませんが、あっちの方で社畜気質魔王の胃を痛める存在に超進化し、幸せ…?になるんだとお思い下さい。
文字数 5,158
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.07.20
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