異世界小説(外部サイト)一覧
「じゃあメイドさん。私について来てくれないかしら? こう見えて何もできないし、何も知らないの」
「かしこまりました。まずは人に物を頼むときの言葉遣いと態度からお教えします♪」
「(ポトトに)あなたも。私達の頼れる足になってくれないかしら?」
『クルッ!』
「『嫌よ!』だそうです♪」
「……どうしよう、不安しかないわ」
ある日、森で眠っていたところを叩き起こされた主人公の少女。見れば、そこには体高2mはある真ん丸モフモフな鳥『ポトト』がいた。敵意のないポトトの一撃で体力を半分以上持っていかれつつも、目を覚ました主人公。しかし、そこで、自身についての記憶だけが無いことに気付く。
ひとまず〈ステータス〉を使用するも、自分がホムンクルスであること以外、名前も何も分からない。それこそ、この世界で生まれた(造られた)以上、必ず持っているはずの役割――職業(ジョブ)すら分からなかった。
不可解な状況に主人公がポトトと一緒に首をかしげていると、1人の人物が主人公の前に姿を現す。白金の髪を風に揺らす、メイド服姿の少女。自身を『メイド』と名乗るその手には、血に濡れたナイフが握られていて……。
そうして出会ったメイドさんとポトトと過ごすうち、主人公は自身が死神と呼ばれる存在であると知る。生まれながらに、触れるだけで相手を殺せてしまう圧倒的な力と、それに伴う責任とを背負わされた少女。
そんな主人公が、生来の生真面目さと誇り高さを胸に歩む異世界の旅は夢と希望、世知辛さに満ちたものだった。
行く先々で繰り返す出会いと別れ。抗えない職業衝動。チキュウからやってくる召喚者たち。その全てに振り回されつつも、少女は人々から信頼される死神になるべく”命”と向き合っていく――。
※「●ウルセウにて」の最終話までが、文庫本およそ1冊ぶん(10万字)にあたります。
登録日 2023.12.07
寝子(ネコ)という名の黒猫はトラックに轢かれ気が付いたときには神の膝の上。
ネコの魂は本来は人間の魂であったが、手違いにより猫の体で生まれてしまった。その罪滅ぼしとして異世界に転生することになった。
メイキングで人にもなれたが、ネコはこれを拒否。異世界でも(魔物だけど)猫として生まれ変わった。
――人外転生?の物語の幕が上がる――
この作品はカクヨム 小説家になろうでも掲載しております
登録日 2017.08.01
神に愛された国「マグノイア王国」の第四皇子であるアルフレートは原因不明の「穢れ」に悩まされていた。崇拝する兄、皇太子が穢れに侵され苦しんでいる。
何とか力になりたいと昔、王国を救ったという「聖女」にかけてみることにした。儀式を行い現れた異世界の者に助けてほしいと懇願するアルフレートだったが…
恋愛要素はあまりありませんのでご了承ください。
なろうさんに掲載しています
登録日 2018.03.23
目覚めると超可愛い婚約者とキスしてた。
物語でも極悪非道が心を入れ替えて正道を行くって話、よくあるだろ?
でも人生そんな簡単じゃねぇよな。
俺の現状って……まあ、詰んでるのよ。
物語とかだったら、割と簡単に皆に好かれて婚約者とも仲良くなって、幸せに真っ直ぐ進んで、良いなぁとか思う訳よ。
そんで過去の記憶が無くて、よく分からないゲーム設定とかいうよく分からない記憶があって、状況はさっぱり分からない。
しかもこの記憶、役に立ちそうで微妙に使えない。
その記憶で言えば相手は俺を嫌ってる。
そんな中、その婚約者の大公国から1人の聖騎士が暗殺者として送られて来た。
それ、ポンコツ駄メイドだぞ?
始まるポンコツVSシリアス(シリアス不利)!
それでも自分の詰んでる状況をなんとかしようと情報を集めてみれば、まあ詰んでる詰んでる。
あらゆるところが詰んでいた。
極め付けは、アレ?
この世界、詰んでますやん。
登録日 2023.08.04
憲法改正によって自衛隊が正式な防衛組織として認められた日本。そんな日本は2022年の元日に突然異世界へと転移してしまう。人族と亜人族が争う世界で日本は生き残るために最善の道を模索するが果たして・・・。
登録日 2016.01.17
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界を転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
*よくある転生ものです。 他の作者さんのを見て書きたいと思ったので若干パクリがあります。 良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。
登録日 2018.05.24
烏丸芽々(からすまる めめ)は、普通の元気な女子だ。ひょんなことから『天才調合師の魔法薬!』という物語の異世界に送り込まれてしまった。
「芽々さんはこの物語の主人公であり、プレイヤーです」
でも、ちょっと待って! この物語、全然知らないんですが!
お薬調合系のお仕事的なほのぼのとした恋愛ファンタジーです。
登録日 2015.07.07
中年サラリーマン、柴田俊宏が異世界に飛ばされて仲間たちといろん困難に遭いながらも、奮闘するお話です。
主人公のチートや無双という設定はほとんどないです。
登録日 2017.05.30
二十一世紀の高校に通う学生、齋藤りょふは、突如現れ現代社会を崩壊した”モノノ怪”の真実を探り、生まれ育った『現代』を救うべく、時代を遡り、三国時代へ。
自分を物語へ誘った少女”ヒミコ”と出会い、力を貸すことを約束する。
波乱万丈なそのストーリーのその先が、ハッピーエンドでありますように___
そんな願いを込め、高校生は一人の猛将として、立ち上がるのである。
登録日 2020.11.23
『この世界でただ一人、私は自分のための騎士を召喚できなかった』
インフェリカが生きる世界では、自分の理想から生まれる騎士を召喚できる。
だが彼女の元に現れたのは亡くなった祖父の騎士イデアスであり、自分の為の騎士ではなかった。
さらにイデアスはインフェリカを主人として扱わず、彼女に初めてできた友人を殺害する。
殺されてしまった友人に報いるため、インフェリカは主人に先立たれた騎士と手を組んでイデアスを倒す事を決意した。
――だがイデアスを倒した彼女は、自分が今まで独りよがりだったことに気づく。
「確かに友人を殺したことは許せない。けれど私だって、主人を亡くした彼に寄り添った事はなかった」と。
そしてイデアスと再び出会い、彼に命を救われたインフェリカは運命と向き合う事を決める。
これは理想の騎士を追い求めていた少女が、自分のためではない騎士を召喚する物語。
「理想じゃなくて、あなたがいいの」
登録日 2022.05.31
超古代文明オグドアス崩壊から時は流れ、バルダ大陸は再び文明開化の兆しを示していた。小国が犇き合うバルダ分裂国家時代が到来し、またその世界は煩雑に姿を変えようとしていた。
バルダ大陸の中央部に位置するタザリア王国の都から離れた小さな町、エスタークで浮浪児として仲間たちと暮らしていた少年ジグリットは、炎帝騎士団の騎士長に目を止められ、王宮へと連れて行かれることとなる。
王国が進む戦乱の時代へとジグリットは巻き込まれていく。
内容は電撃文庫で出していただいたものとほぼ同じです。校正が入る前の原稿が元なので、誤字脱字があるかもしれないのと、今も多少手を入れてるので、文章に微妙な違いはあるかもしれません。
巻数ごとのタイトルを一つにまとめました。
登録日 2023.12.05
銀髪の無垢なる少女、アレ・クロア。足が不自由な彼女はずっと、は生まれた時からベッドの上で祖母に育てられていた。外の世界を知ることなく、ただ窓から覗く荒廃とした中世の世を憂いていた。
そんなある日、突然野盗が村を襲った。その魔の手はアレにまで及び、その凶刃はアレの心臓を貫いた。
その時奇跡は起こり、彼女は生まれ変わる。そしてその後出逢った傭兵ベトと、アレは世界を奇跡で塗り変えていく。
彼女が起こすその奇跡は、はたして神の御業か悪魔の所業か? それとも伝説の、ひとにあらざる者が持つという異法の業――
※ 同作者の「EN-BLADE ~ドMが異世界で聖剣と神技で伝説を作る~」とクロスオーバーしています。
チート主人公、俺TUEEE、ハーレム、聖女、中世、魔法使い、バトル、英雄譚、御伽噺、伝説、ツンデレ、王子さま、令嬢、ジャンヌ・ダルク、シスター、剣と魔法、異世界
登録日 2015.06.16
「……なんかここの敵強すぎない?」
死んで白い空間に立っていた女子中学生が当然のようにチートをもらって転生するお話……のはずが、なんと初期位置は世界最凶ダンジョンの第1層。
強制的に迷宮サバイバルへと突入した主人公は、はたして第二の人生を謳歌できるのだろうか?
登録日 2018.05.02
盗賊たちに囲まれる魔導師の少女、レスティ。そこに妖精を連れた魔導師の少年、ルシアが助太刀に入る。ルシアの魔法は無属性。世間では無能と呼ばれている属性に盗賊たちは見下し、襲い掛かってくるが――――
※短編で30,000文字近くと少し長いです。
登録日 2018.09.26
凄惨な殺し合いの夢を見た。妙にリアルな夢だった。
いつも通り学校から帰るはずだったが、少女をかばいトラックに轢かれてしまう。
気が付けば、周りじゅう白いだけの空間。
目の前には、神を名乗る女の姿。
『ヌシは転生に興味はないかの?』
どうやら異世界に転生できるらしい。
しかも、体と記憶は前世のままで。
前にも行ったことがある世界だといわれるが……?
チートを駆使し、たまに無双。五百年前の最強が謳う自由気ままゆっくり異世界旅。
登録日 2016.02.12
日本最大級オンラインゲーム「エンピリアルオンライン」
総プレイヤー数は一千万人超えの人気VRMMORPG
そのゲームをプレイするは最強クラスのプレイヤー、ヤマトと妻のユイナ
メンテナンス開始時間になってもログアウト処理されないことを不思議に思っている二人にステータス変化が起こる
それに驚き戸惑う二人は突如それぞれの種族のゲーム開始地点へ飛ばされてしまう
そんな二人を見ていた怪しい影
ゲームなのか異世界なのか未だわからない世界で二人は冒険をしていく。
登録日 2017.09.08
主人公、遠藤真(えんどうまこと)は友達をいじめから庇うも裏切られ逆に自分がいじめられてしまう。
そしてそんなある日、異世界にクラスごと召喚される真。
各自能力が与えられる中、一人だけなんの取り柄もなかった彼はクラスメート達に無能と罵られ嘲笑われ、そして最後には見捨てられる。
だが彼らはまだ気付いていなかった。
真の瞳に隠された「力」に━━。
登録日 2017.10.03
五大誠。
それが俺、この物語の語り手だ。
この物語は俺の所属する高校のクラス、3年A組が異世界に転移してしまった所から始まる所謂クラス転移ものの物語である。
地球に帰りたがる者、転移と同時に得た異能でクラス内カーストを駆け上がる者、異世界転移に喜ぶ者、そんな周りの変化に苦悩する者。
環境が変われば人は変わる。当然のことだ。
社会という人間が生み出した世界において、人は常に自身の倫理感に合った地位や役割を見つけて演じている。
そして、その役割というのが平和な日本の教育機関と異世界の過酷な環境で同じかと問われたら違うに決まっているのだ。
そう。その環境におけるその者の素顔をどんなに見ようと、その場での仮面に過ぎないのである。
かく言う俺も、傍から見れば――
登録日 2016.05.08
――強くあるためには、一人でいないといけない。
そんな信念をもったはずの旅人ココロネは、一人の少年を拾う。
その者は人間離れした美しさを持つ愛玩合成獣という生き物だった。
しかし美しさの象徴である翼をなくした少年は言う。
「うつくしくなければ、いきられない」
死にたがる少年と、真っ直ぐで正直な、そしていずれ別れを告げる戦闘用合成獣ココロネのお話し。
登録日 2023.07.12
二十七歳 ニート暦三年
徘徊する爺さんを助けてみたものの、爺さんはすでに死んでた?
爺さんの願いを叶えようと手助けすれば巻き込まれて異世界へ。
目覚めた時、爺さんは消えていて目の前には巨躯の黒龍。
己の器を捨て魂を抜き取らないと助からない主人公 嶺 辰一。
彼の運命はここから完全に変わる。
龍の体内で百年の時を過ごし、その魂は龍玉に収められた。
流れ落ちた世界の名前はディルカーレ、この世界で彼の新しい人生が始まりを迎えることになる。タツノオトシゴとして流れ落ちた世界で、ただ生きるために生きる辰一が織り成す龍と竜の物語。
現在、第十編 妖精の国 編 連載中
登録日 2016.01.19
ある日、異世界に転生した遠藤祐樹。
親のすねかじりのニートだった祐樹だったが、交通事故で死んでしまい
記憶はそのまま、異世界に転生してしまう。
エドラ・ユーキとして第二の人生をやり直そうとするが
転生した世界は科学ではなく魔法を使うファンタジーのような世界。
さらに、自国であるラジア共和国の敵国であるリュシオン帝国が20年以上戦争中だと知る。
第二の父親の強い希望もあって軍人になってしまうユーキ。
数年後、敵国のリュシオン帝国にも美しき少女が軍に入隊したとか……。
登録日 2016.05.16
「簡潔に言おう――、君達は人間ではない」
大陸を支配する大帝国から独立した小さな王国の辺境に、二人の少年少女が居た。
異常に力の強い少女リアと、超常現象を引き起こす少年ラクアは、その異質さ故に周囲から爪弾きにされていた。
そんな折、とある事件をきっかけに、二人は自分達が人間ではなく、王国が誕生させた新種族「魔族」と「戦士族」であることを知る。
本来在るべき場所へと招かれた二人は、専門の学院に入ることになるが、これまでの常識が一切通用しない環境の中、二人は早々に落ちこぼれのレッテルを貼られてしまう。
果たして二人に明るい未来は訪れるのか? そして、その裏で蠢く人と国の陰謀とは――
(※更新頻度は遅めです。当作品は前後二部構成、前編は四章で完結予定です)
登録日 2017.08.28
勇者と聖女の裏切りにより全てを失った冒険者、ホロヲ。彼は全てを失った事実に疲弊し、自ら命を絶ってしまった。
しかし、彼は生き返った。そして、魔法でも生命力でもない謎の力により、死にながら世に留まることとなったのだ。理由は不明だが、彼はそれを事実として受け入れた。
……だが、その代償は大きかった。ホロヲは生命の輪廻から外れたせいで、人間が生まれ持つ七つの大罪を失ったのだ。
即ち。傲慢、強欲、嫉妬、色欲、暴食、怠惰。そのせいで、ホロヲは味も分からず、欲しがれず、興奮する事も出来なくなってしまった。
しかし、死ぬ前に強く抱いた感情。七つの内の一つ、『憤怒』。それだけが、ホロヲの中には今でも渦巻いている。ドス黒くて禍々しい、何にも耐えがたい強い感情だけが囂々と燃え盛っている。
この炎を消すには、復讐するしかないのだろう。だから、彼は錆びた斧を持ち、ゆっくりと歩き出したのだった。
勇者への復讐から始まる、国家反逆の異世界ダークファンタジー。果たして、アンデット(不死者)は怒りの炎を消し去り、再び眠りにつくことが出来るのだろうか。
※この物語には、グロテスクな表現が含まれています。ご注意下さい。
登録日 2021.09.18
王子からの求婚?
幼なじみの笑顔が可愛い彼との結婚の誓い?
どちらも選んでみた結果……、王子に離婚を言い渡されました。
でも、それって王子の不倫が原因ですよね?
登録日 2022.09.24
ちょっと人よりハーレム度が高い学生生活を送っていた主人公が異世界にトリップして、そこでものんびりハーレムを作るファンタジーです。
若干のチート成分やハーレム要素を含みます。
主人公がガンガンにボケていく小説なので、主人公ツッコミ主義の方は気をつけて下さい。
登録日 2015.05.18
地球に補給に来ていた未確認飛行物体は何をどう間違ってしまったのか、死にかけの日本人女性を拉致してしまった。
拉致されてきた女性を見た宇宙人たちは、久しぶりの実験体だと狂喜乱舞して彼女の身体を好き勝手に改造してしまう。
地球外技術の粋を駆使して命を取り留めた女性は地球に帰されず、未確認飛行物体が所属する機関の末端である未開惑星調査員として働かされることになるのだった。
登録日 2016.02.23
これはよくある異世界転移の物語。竜と契約した主人公、そして頭の中がピンク色でロリ巨乳の幼馴染は元の世界に戻るために異世界の地を巡る。これはよくある異世界転移の物語。もう一度言うね、これはどこにでもある、ありふれた竜と人の恋の物語――かもしれない。いや、多分違う。
登録日 2019.05.25
「恋愛結婚したいので、あなたとは結婚したくないです」
「……俺と恋愛すればいいだろう」
ゼメスタン伯爵家の養子であるパノンは、幼い頃から義姉のわがままに付き合わされてきた。
そんな義姉が『緋色の悪魔』と呼ばれる婚約者ヴェルメリオと結婚したくないとわがままを言い出した結果、急遽代わりにパノンが嫁に行くことに!
「わかりました。公爵家に嫁ぎます。ですが、万が一、婚約期間中に婚約が破談になったときは、私をゼメスタン伯爵家から追放してください」
人生最大のピンチを自由へのチャンスに変えたパノンは、ヴェルメリオとの婚約を破棄するために奮闘するも、全くうまくいかない。
どうやら彼はパノンを好きなようで……?
「お願いですから、婚約破棄させてください!」
「断る」
初対面から好感度MAXな態度なのは、不器用すぎるヴェルメリオは前世からパノンを知っているから?
謎の溺愛に戸惑いながらも、パノンは自由を求めて婚約破棄を目指す!
登録日 2021.05.14
シンドウ28歳(営業マン)は過去の自分を全て拭い去り真っ当な社会人となり人生を謳歌する筈だった。とある化物より命を奪われ死ぬこととなり目覚めたのは...女神様!のコスプレでもしたJKかな?
「シンドウさんあなた死んだのですよ」と告げられ。....俺は「いやだね!死のはお前だと!」嘘を暴く!そんな二人から始まった。いや始まっていた物語が動きだす。
異世界に行くが、行かない全く未知の嘘で塗り固められたストーリをご賞味あれ!
この物語は鬼畜な表現が多分に含まれています。お気をつけください!
登録日 2018.03.22
伝説の勇者と予言されたアイドルグループが異世界で織りなすドタバタバトルコメディ。
桜子、美羽、智花、亜季、メイの5人揃って「SU☆PI☆KA」。
その駆けだしアイドルグループのリーダーである桜子は考える。
何故こんなことになってるのか、と。
地上から2000m。空の真っただ中。大型飛空艇の甲板。突然始まる空中戦闘。
自分を取り巻く異常すぎる状況の中で、ヘッドセットを通して聞こえてくるのは「歌を歌え」という無情な指示のみ。呆然と立ち尽くしながらも、桜子は叫ぶしかなかった。
「で、出来るかああああああっ!!」
桜子達5人の運命と、異世界全土を巻き込む陰謀が、今、交錯する――。
登録日 2017.11.22
家へと帰る途中で異世界へと転移してしまった高校生、田中碧。そこで出会ったのは、自らをおっさんと称する名乗らない男だった。
男によれば、この世界は以前にも碧と同じ異世界の人間が訪れていた。しかし、その青年は『天使様』『神の子』と崇め奉られ、化け物退治に出かけて行方不明……。
碧は『普通の人』でいるため、男の庇護の元で魔物のチビと共に目立たず平和に暮らし始める。しかし、男が起こしたとある事件によって、碧はヒューマーと魔物、デミヒューマーの軋轢の中に巻き込まれていく。
――それは奇しくも、碧の抱える過去と性(さが)を掘り返す旅路だった。
2022.06.05 完結しました。
登録日 2019.07.08