地下街小説一覧
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こんな都市伝説がある。
――ある事件により封鎖され
無人になった斎珂(さいか)駅
その地下に広がる大型ショッピングモール
通称“アンダーサイカ”は、
この世のあらゆる願いを叶えてくれる―――。
※他サイトでも公開しています。
※2012年の作品に加筆しています。
文字数 128,530
最終更新日 2023.12.12
登録日 2023.12.12
これは少し昔の、、、。
いいえ、これを見ているあなた達にとっては少し先の物語。
あなた達がこれから生み出す地獄の中で。
死神を演じ。
誰にも理解されず。
誰にも感謝されず。
誰にも必要とされない。
最も重要で。
最も報われなかった。
一人の物語。
もしこの物語を読んでくれた人が1人でもいたのなら。
どうか。
あなたがこの地獄を生み出した本当の死神に、なりませんように。
文字数 32,540
最終更新日 2018.03.17
登録日 2017.05.28
西暦二〇二☓年、現在。
三十年前、首都の地下に広大な街が生まれた。
それは、神を信じるしかない光景。神々の悪戯で創られた地下街は、まるで創作物のゲームそのものだった。
老若男女、広大な地下街に夢中になり誰もがそこへ向かおうとする。しかし、政府による調査が先に進められた結果、この街には人間を喰らう化け物の存在が確認できた。その個体を、屍人(しびと)と固定。
いわゆるゾンビだ。その屍人が徘徊しており、それを倒すと手の平サイズの結晶が手に入る。
結晶は、お金に換えることができ仕事に就かない者、就けない者、老若男女が公開された情報に躍起になった。
そうすると、地下街への入り口に人が殺到し政府は至急に通行パスを発行。
それは、十五歳以上なら誰でも申請すれば手に入り、地下街へ行くことができる代物。ただし、命の保証はない。
そんな地下街にも役割を担った者たちがいた。
地下街を案内する役目を担う、ナイと自ら名乗る案内役の下へある少女が依頼を頼みに来た。彼女――四ノ宮真冬は、大切な幼なじみが死んだという場所まで案内してほしいと。そこは地下街の中でも最も危険と有名な場所だった。
誰もが行きたがらない、行きたがるのは死にたがり屋だけだ。
幼なじみがいない世界で生きたくない、その幼なじみに心底、依存している真冬は他の案内役に断られてもその場所に行きたいと望む。
かくして、案内役のナイは死にたがり屋の真冬が行きたがる場所までの案内の依頼を引き受けることに。
死にたいと望む真冬を、どうにかして死にたくない、生きていたいと思わせるための計画を密かに練り、彼女との二人旅が始まったのだった。
※残酷描写、性的描写、暴力描写などが含まれますので苦手な方はご注意を。
※この物語は、全てフィクションであり法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 60,542
最終更新日 2023.11.25
登録日 2023.09.05
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