それは、ハロウィンの午後。
色とりどりの花が1つもない恐ろしいほど廃れた森に、一匹の子ぐまが迷い込んできました。
「まいご、なのかな、ぼく」
心細くて子ぐまが涙を流していると灰色の髪を持つ青年カーネが姿を現したのです。
「静かにしてくれないか?」
「きゃっ」
いずれ、この出会いが運命を変え、色を失った森に命を吹き込みますが、それはカーネが子ぐまの正体を理解してからのお話。
まずは、子ぐまが家族を見つけられるかみんなで見守ってみませんか?
森の青年x子ぐまの少年
文字数 9,999
最終更新日 2019.11.27
登録日 2019.11.21