人間原理小説一覧

タグ 人間原理×
2
 人の願望や衝動が世界に少しだけ影響を与え、魔法と魔物が存在する異世界アントロゴス。魔物は人の欲動の影響によって少女の形へと変化し、人々はそれを少女化魔物(ロリータ)と呼んだ。その少女化魔物と契約して力を得る少女化魔物征服者(ロリータコンカラー略してロリコン)を多く輩出する村に転生し、イサクと名づけられた主人公。彼は世界の危機に転生者が現れて人々を救う伝説と、実際におおよそ百年周期で転生者が現れて人々を救ってきた事実を知る。前回の転生者が世界を救ってから百年。ほぼ間違いなく、世界の危機に立ち向かわなければならなくなる運命を前に、イサクは少女化魔物征服者(ロリコン)として力をつけていく決意をするのだった。 【少女化魔物は固有技を使う時のみモン娘のようになりますが、通常時は人間とほぼ同じ姿です】 ※小説家になろう様、カクヨム様、ノベルアップ+様、ノベルバ様、MAGNET MACROLINK様にも掲載しております。
24hポイント 14pt
小説 22,524 位 / 121,787件 ファンタジー 4,163 位 / 31,954件
文字数 1,432,555 最終更新日 2021.01.06 登録日 2019.12.20
「たとえば永久に生きられるとして――」  大学の同期、庵野ルミさんはとても美しい人だった。ある日僕はいつものバス停で待っていた彼女に、勇気を振り絞って声をかけた。その日をきっかけに僕らは距離を縮め、そしてなだれ込むようにして付き合うことになった。  その一番最初の時に、彼女はこんな事を言ったんだ。 「たとえば永久に生きられるとしてね。その中でたったの四年間だけ自由に過ごしていいよって言われたら。君だったら何をする?」  正直、僕にはなんと答えたら良いか、わからなかった。今でもその正解はわからない。もしあの時違う事を答えていれば。もっと気の利いたことを言えていれば、あるいは今は違ったのかも知れない。それが良いか悪いかは別の話としても。 「君の四年間、私に分けてくれないかな?」  彼女はそうとも言った。僕には断る理由も、手段もなかったんだ。  そして僕は知る。 「たとえば永久に生きられるとして」――その言葉の意味を。  花の咲いたようなその笑顔を、僕は永久に忘れないだろう。
24hポイント 0pt
小説 121,787 位 / 121,787件 ライト文芸 5,076 位 / 5,076件
文字数 103,146 最終更新日 2020.08.04 登録日 2020.07.29
2