江戸小説(外部サイト)一覧
時は江戸時代も半ばを過ぎた頃、山間の小藩香田角(かたすみ)の藩士の家に嫡子として生まれた平九郎は美男ゆえに一族を悩ませていた。目立ってはならない一族がこれ以上目立たぬためには嫁の条件はただ一つ、醜女(しこめ)であること。
父は息子に命じた。「江戸に出たら、嫁、それも三国一の醜女を探し出せ。もし二年の間に見つからなければ、廃嫡し次男を後継ぎにする」と。
一方、江戸のお殿様もまた悩んでいた……。
「わたくしたちのお殿様」の脇役守倉平太郎の子孫の話。
全11話、36,851文字(文字数が減ったのはサイトの仕様が変わってルビとルビ記号がカウントされなくなったためです)。
登録日 2015.05.14
渡来妖怪の襲来により、本来よりも早く強制開国された江戸時代を舞台とする、妖怪時代劇チャンバラバトル! 鎌鼬の雅寿丸(がじゅまる)は、仙狐に化狸、猫又を引き連れ、人に正せぬ浮世の闇を叩き斬る! もっふもふな物の怪四匹の痛快膝栗毛!
登録日 2015.07.25
他サイト(ノベルデイズ)そのままバージョンでございます。
(投稿を間違えてしまい、コンテンツ削除できなかったので結果が出るまで放置しておきます。すみません)
登録日 2021.05.31
亜紅の花は、いつも見ていた。徳川御三家・尾張宗春と八代将軍吉宗の因縁から端を発した歴史ファンタジー&ミステリーは、時代を超えて、人々の貴い想いをつむいでいく。まっすぐな若殿様と年上の眼鏡女子の純愛は、不可思議でやるせない涙をさそう。
登録日 2018.05.09
時は文化年間、江戸。長屋で一人暮らしをしている十六歳の娘・雪(ゆき)はある日、怪我を負った浪人・辰巳(たつみ)と出会う。看病を続けるうちに雪は辰巳のことが気になり始めるが……
何をしても自信が持てず、素性の知れない辰巳にとっても自分はただの都合のいい女ではないのかと、雪はそう思いながらも辰巳との縁を切れないでいた。
辰巳の目的とは、雪が長屋の住人から好ましく思われていない理由とは…?
——私は捨てられた。だけど、ずっと待っている。
ひとりぼっちの雪は、儚い望みを持ち続けていた。
孤独の雪と訳ありの辰巳の行末は、幸福か、それとも…
登録日 2021.05.01
時は元禄十四年、世界が死に戻りした後の江戸時代に迷い込んだ男が女体化エルフくノ一などに囲まれてあっちこっち歩き回るお話。
「歴史の修正力によってロールバックした世界」の日本は微妙にファンタジー風味に改変されていて・・・
前章はなろう用に書いたものなので飛ばしてしまって可なり。
色々とイレギュラーな要素が放り込まれた歴史物ですが、考証関係だけは全力でやっており〼
登録日 2017.06.03
『永十手』持ち 岡田よもぎは、旗本屋敷から連れ去られようとしていた若衆を助け出したことから、仲間たちとともに幕府の支配体制を揺るがす大事件に巻き込まれることになる。
大江戸八百八町を舞台にした、時代劇ファンタジー、開幕です。
登録日 2015.05.24
世界には前世の記憶をもったまま生まれてくる人間がほんの一握りではあるが存在している。その人間たちが作った組織「天晴会(てんせいかい)」は近代史の影の支配者であった。
そして現代日本の天晴会にあの男が帰ってくる!
タイトルめっちゃ適当です。もし人気が出たらシンプルタイトルに変えます。
当面は勢いで書きますので、誤字脱字はご容赦ください。誤字脱字警察の方は読まないでください。
歴史的事実は、教科書ベースです。細かいことはわかりません。
読んでくうちに日本史・歴史の成績が上がる小説目指すぞ。
カクヨムで絶賛掲載中です。じわりじわりと人気出てます。
登録日 2019.03.15
江戸川乱歩の「人間椅子」という短編をモチーフにした、ほぼオリジナル二次創作ミステリーです。乱歩大好きなひとも、全く知らないよと言うひとも、どちらにも楽しめるように書きました!(`・ω・´)
--------------------------------------------
親友から、ある奇妙な計画に協力してくれるよう頼まれた主人公。親友は、「人間椅子」という不気味な小説を読んでその計画を思いついたのだと言う。
気が進まないものの、世話になっている友人の気の毒な境遇への同情から、主人公は計画に手を貸す事にする。しかしその計画を発端にして、謎めいた事件が次々と主人公に襲いかかる……
登録日 2017.02.05
高禄の旗本・藤枝外記(げき)は、新吉原遊廓で知り合い馴染みとなった遊女・綾衣(あやきぬ)と将来を誓う仲となる。
しかし母が持ってきた出世話や、綾衣が身請けされると感じた外記は、心中を計画する…。
江戸時代に実際に起きた事件を元に描く、歴史短編。
登録日 2020.07.20
市川知佳(イチカワチカ)は江戸川高校に通う2年生の女子生徒。自称美少女探偵。
1年生の石橋渉(イシバシワタル)はとある事案から助手呼ばわりされ、振り回される毎日。
地道にロジックを積み上げたかと思えば、最後はイチかバチかの行動派。
思うがままにあちらこちらの事件に首を突っ込んで、助手はそのたびに苦労する。
そんな彼女らが活躍する日々を描く、学園青春探偵物語。
登録日 2016.09.25
江戸、浅草にて――妻を亡くしたやもめ浪人の親信(ちかのぶ)が長屋に戻ると、刀傷を負って逃げ込んできた若侍が倒れていた。放り出すわけにもいかず、手当てをする。気がついた若侍は、名を幸之進(ゆきのしん)といい、眉目秀麗ではあるものの、侍と呼んでよいものかというほどには侍らしからぬ男だった。傷が治ったのなら出て行けばいいものを、居心地が良いと言っては居座る。厄介な男は、親信の子供たちを手懐け、周りを引っかき回し、そして何故だか妙に馴染んでは長屋暮らしを満喫するのであった。
登録日 2021.07.23
「ボクの名前はクイン。ベラルモースっていう異世界から、ダンジョンマスターになってのんびりまったりするために地球にやってきた魔人さ。
故郷じゃ古参たちが幅を利かせてて、新規参入が難しいダンジョン業界。異世界ならそうでもないだろって思ってやってきたんだ。それで、日本っていう国に来たんだけど……どうしよう、この異世界、ボクが思ってた以上にいいとこだ!
女の子はかわいいし、ご飯もおいしい。ご飯に味噌汁、最高じゃん!? もはやこの国から離れられないよ! でも、ちょんまげだけは勘弁ね!
え? そんな日本が、黒船来航で困ってる? 植民地化されちゃうかも?
しょうがないなあ。魔法とダンジョンとモンスターで、ちょっくら日本を支援しちゃいますよ! ダンジョンエネルギーさえもらえれば、だけどね?」
米と味噌と醤油から離れられなくなった異世界人が幕末の日本でいろいろやらかすという、歴史ものの皮をかぶった超変則的なダンマスもの、ここに開演!
※幕末舞台ですが、薩長土肥の人間はあんまり出てこないどころかわりと否定する方向で動く予定です。該当地域の方、どうぞあしからず……。
登録日 2015.10.06
時は、激動の時代を迎えた幕末。慶応3年1月。江戸詰め松前藩士、葛葉彦左衛門。通称、彦は友と共に北の大地、蝦夷、箱館へとやってきた。理由も分からないまま、彦を呼びつけた張本人箱館奉行杉浦誠の小姓として働き始める。そんなある日。外国領事達と出会った彦は、西洋の茶の香りに魅了される。それが、魅惑の飲み物「かうひぃ」との出会いであった。
北の港町『箱館』と箱館奉行所を舞台に繰り広げられる侍と珈琲、そして、そこに暮らす人々の出会いと恋と別れを描いた物語。
第15回いさりび文学賞応募作品。加筆修正を加えています。史実を元にしておりますが、基本フィクション作品です。歴史的文化的に異なる部分がある可能性があります。
登録日 2015.10.29
伊賀忍者を束ねる家系に生まれた「芭蕉」は、
病弱で忍としての素養を持たないながらも
幼少期から刺客に命を狙われ続ける日々を送ってきた。
そんな芭蕉のことをいつも護ってきたのが
幼馴染で、里でも一目置かれる忍の「曽良」。
曽良に頼りきっていた芭蕉だったが、
その曽良が江戸幕府お抱えの忍者として雇われることとなり、里を去ってしまう。
そして残された芭蕉も、あることをきっかけに里を逃げ出してしまった。
——素性を偽り、子ども達に学問を教えながら
江戸で平穏な暮らしを送る芭蕉だったが
ひょんなことから曽良と再会し、彼が幕府から極秘の任務を受けたことを知る。
それは幕府の目の届きにくい東北の地で
怪しい動きを見せる倒幕派志士たちを抹殺すること。
曽良が生きて帰って来れるか分からない危険な旅に出ることを知った芭蕉は、
自分も旅に同行させて欲しいと懇願する。
庶民として暮らして来た芭蕉を危険に巻き込むことを懸念する曽良に、
芭蕉は力強くこう告げるのであった。
「忍者としての心得はないけれど、
僕には一つだけ『武器』がある。
僕が俳句を詠み、俳人として旅することで
敵を欺き、曽良の正体を隠し通してみせるよ——」
登録日 2023.10.12
女侍、黄泉は、突然現れた謎の男によって江戸時代から現代にタイムスリップさせられてしまう。現代で出会った少年は中二病。待ち受けるカルチャーショック。衝撃の高校デビュー。そして黄泉は謎の精神生命体、悪鬼との戦いに引きずり込まれてく……。
歴女ではないぞ! 黄泉の旦那と呼べ!
恋愛あり、ギャグありのチャンバラ活劇。
登録日 2014.06.02
江戸幕府第二代将軍、徳川秀忠の名前はおかしい。主家や主君を見限るなら、貰った名は捨てるのだ。
それなのに、父と共に豊臣家を滅ぼした秀忠は、豊臣秀吉から貰った「秀」を捨てていないのだ。これは、いかなる事なのだろうか?
秀忠と秀吉には、歴史の裏に隠れた秘密の結びつきがあったのではないだろうか?
登録日 2015.05.08