母猫と子猫 小説一覧

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新婚なのに妻が冷たい平安貴族が猫を拾う話

「猫がついてくる? そうか、牛車を止めて餌をおやりよ。ちょうどいい。私も家に帰るのを遅らせたいと思っていたのだ」    梅雨時の火灯し頃(夕方)、雨音がこもる牛車の内側で、男は手に持っていた筆を止めた。  束帯姿の男は新婚で、これから我が家に帰るところであった。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 6,527 最終更新日 2024.05.05 登録日 2024.05.05
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