痛みと共に生きる 小説一覧

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白髪の姫は、まだ春を知らない

「家族と思われたくないわ」 「生まれてこなければよかったのに」 黒髪が一般的な国の華族に生まれたのぞみ。 けれど彼女の髪は、生まれつき真っ白だった。 “汚らわしい白” そう呼ばれ、家族から拒絶され、奴隷のように扱われながら育った彼女は、次第に自分の存在すら嫌いになっていく。 ——そんな彼女に、初めて手を差し伸べたのは、皇族の加納新だった。 漆黒の髪を持つ彼は、好奇心半分に言う。 「君は面白いな」 そして、誰も言わなかった言葉を口にした。 「陽の光が当たると、銀色に見えて綺麗だ」 傷つき歪んだ心は、愛されてもすぐには変われない。 それでも彼の隣で、生きてみたいと思った。 これは、“汚らわしい白”と呼ばれた少女が、自分を許せるようになるまでの恋物語。
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 15,388 最終更新日 2026.06.18 登録日 2026.06.15
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