中華ファンタジーっぽいもの? 小説一覧
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中華風ファンタジーの下っ端役人は定時で上がりたい〜書類不備から始まるデスマーチ〜
「鳳凰兄妹の兄の方の生まれ直し延期報告書だ。受理はしてあるけど理由欄が空白だから、理由か、空白の理由を埋めてきてくれ」
「りょかす〜」
天界の片隅、生命の終わりを司る役所――生死司。
下っ端役人・苗信の仕事は、死者の記録を整理したり、書類の不備を確認したりすること。
そんなある日、上司から渡されたのは一枚の申請書だった。
鳳凰の兄が、生まれ変わりを延期したいらしい。
ただし、理由欄は空白。
「……これ、本人に聞きに行くんですか?」
軽い気持ちで向かった先で待っていたのは、処刑された鳳、殺された凰、そして使用申請の届けられた八卦炉。
さらに調べれば、礼部、工部、宮中、そして十八年前の事件まで繋がっているらしい。
俺はただ、書類の不備を確認しに来ただけなんですが。
面倒事を避けたい下っ端役人が、避けようとするたび事件の核心へ近づいてしまう。
中華仙界×お役所×ミステリ。
『どうせ死ぬなら明るく逝こうぜ』
これは、そんな生死司で働く役人たちの物語。
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