折り鶴 小説一覧

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縁側のひみつ茶屋

縁側のひみつ茶屋
ここは、心がちょっと迷子になった人が、ふとした拍子に迷い込んでしまう不思議な縁側。 訪れるのは、子供の小さな葛藤から、大人の些細な行き止まりまで様々です。 けれど、ここへ辿り着くのは「誰にも言えない本当の悩み」を抱えた人だけ。 おばあちゃんが淹れる温かい緑茶と、山を渡る風、そして静かな景色。 たった一杯のお茶を飲んでいる間に、ついつい心を開いて、溜め込んでいた本音を吐き出してしまう——そんな場所です。 「大したことじゃない」と誰かに笑われそうな悩みでも、ここでおばあちゃんに話せば、絡まった心は少しだけ解けていきます。 ただし、この場所は「一期一会」。 一度この縁側を訪れてお茶を飲んだら、もう二度と戻ってくることはできません。 だからこそ、お客様は今日という時間を大切に、ありのままの自分で心を通わせるのです。 悪い心を持つ人は決して見つけることができない、たった一度きりの心の休息地。 さあ、今日はどんなお客様が、この縁側の暖簾をくぐってくるのかしら。
児童書・童話 連載中 短編
感想数 0 文字数 19,278 最終更新日 2026.07.17 登録日 2026.07.09
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