義体 小説一覧
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3件
1
南京錠と鍵
全球凍結寸前の地球、残り少ない人類居留地のひとつで出会った宇宙移民推進派政商の孫娘クロエと、急死した父親の跡を継ぎ地球残留派思想団体の代表を務めるラーシュ。クロエを冷凍睡眠式移民船に乗せ地球に残ったラーシュは諦めきれず、複製人格運搬式移民船で自分のコピーを深宇宙へ送り出した。
大企業広告塔元アイドルと思想団体代表医師、そして彼の複製体のロマンス。
※ 複数攻めありです。
※ 性描写(☆印はほんのり、★印は濃いめ)があります。苦手なかたはご注意ください。
※ 他サイトにも同内容の作品を投稿しています。
感想数 0
文字数 64,586
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.09.20
2
人の死なない物語
人々が様々な惑星に移住を始めるようになった頃。人々は死を克服した。
死を克服するのは簡単ではなかった。人間の肉体は病気になるし、歳を取る。まずこの問題を解決するために、人は体を機械の体に置き換えた。これによって病気もケガも劣化も、パーツの交換一つで、克服するに至った。
しかし、まだ問題が残った。事故である。街を歩いているだけでも事故は起こってしまう。これを回避するために、人々は、事故防止機構「ヒューマンセーブプログラム」を張り巡らせた。車が突っ込んでくれば、プログラムが働き、車を強制的に停車させる。上から鉄骨が降ってくれば、建物や街灯に仕込まれたシールドが展開し、人を守る。
しかしそれでも、問題は残った。精神の病である。事故も病気も克服し、死など怖いものではなくなったはずなのに、人々は何かに怯え、自ら命を絶つ。それを何とか防ごうと、人々は「メンタルセーブプログラム」を成立させた。
人の体に埋め込まれたナノマシンが、精神状態の分析を常に行い、異常が認められたら、医療施設へ受診を促す。「メンタルセーブプログラム」成立により、自殺は0となったが、その代わりに、各地の精神医療施設はフル稼働で人の悩みを解決するようになった。
感想数 0
文字数 20,578
最終更新日 2023.10.03
登録日 2019.01.16
3
野獣の電脳に火を放て
酸性雨とスモッグに沈む最下層ミズガルズ。
その底で汚れ仕事を請け負うのは、全身の大半を義体に置き換えた始末屋シグルドだ。
鋼の肉体と質量の暴力で敵を踏み潰す野獣だが、首の後ろにある延髄ポートだけは、痩せた整備少年グットルムに預けていた。
少年は信じている。いつかシグルドの義体を最高に仕上げ、二人で酸性雨の降らない天上層ヴァルハラへ行けるのだと。
だが、シグルドを人ではなく資産として扱う義兄グンナルと、清潔な支配の世界は、その信頼を見逃さなかった。
野獣がただ一人だけ背を預けた相手は、やがて彼を殺すための刃へ変えられていく。
これは、泥と血の底から始まる、サイバーパンク・ノワール。
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文字数 35,068
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.04.13
3件