「い」の検索結果
全体で238,952件見つかりました。
文字数 4,407
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.08.15
カルマの仕事は付与魔術師。剣や槍などの武器に魔術を付与して、攻撃力を上乗せする。
しかし、武器が付与魔術を受け入れる回数には限界があった。上限回数を超えると、その武器は破壊されて粉々になる。
「あと一回! あと一回だけ頼む!」
そういって粘る客を断り切れず、カルマがかけた魔法で名剣が砕け散った。
客は絶望し、その怒りはカルマに向けられる。
「あたしのせいじゃない!」
そう叫びたいが、客を怒らせたら商売にならない。カルマは怒りを抑え、唇をかんで客の罵声に耐える。
「ちっ! やってらんねえっての!」
客が立ち去った後は、安酒を飲んでやさぐれるカルマの姿があった。
「武器が持つ魔術付与の限界を見極められれば、壊さずに済むはずよ」
カルマは一念発起し、鑑定魔術を探す旅に出る。魔法書、スクロール、エルフの古老、ダンジョン、古代都市遺跡。
カルマは鑑定魔術を求めたが、どれも空振りに終わった。
ある日カルマは、「武器の声を聞こう」と古道具屋で真っ赤に錆びた刀を手に入れた。ところが慎重に錆を落として刀身を清めてみると、見たこともない美しい刀身が現れた。
「なんて美しい刃紋。山上の湖を覆う朝もやのように神秘的な『にえ』。それでいて地金は力強く、形は素直で飽きがこない。これが人だったら、天下の美男子ね」
『随分とほめてくれるね。いささか照れ臭いのだが』
なんと! 刀がカルマの頭に直接語りかけてきた……。
その日からカルマと「妖刀朝霧」の不思議な旅が始まった。
登録日 2026.08.02
モフと日常と時々何かしらの問題に立ち向かう毎日。
三十路の男、望月蒼。彼は画家を志し、そこそこ有名になった。画集を出す打ち合わせを控えたその日、なんと並行世界へ転移してしまう。
いつか元の世界に戻れるのか?不安を抱えつつ今日も生きてます。
文字数 7,045
最終更新日 2026.09.10
登録日 2026.08.13
「熱を撒き散らすだけなら小学生でもできる。物理の勉強、やり直してきたら?」
超能力の「出力」のみで人間の価値が決まるエリート校。
メガワット単位の炎や雷を放つ高ランク者がもてはやされる中、霧島蓮(きりしま れん)の能力『熱量移動』は「ぬるま湯を冷水にする」程度しか出せず、最低のFランク判定――通称『歩く缶ウォーマー』と蔑まれていた。
だが、大出力を崇める脳筋どもは知らなかった。
能力とはゼロから生み出す力ではなく、世界の法則を崩すための「極小の引き金」に過ぎないことを。
気化熱の連鎖による瞬間凍結。断熱膨張を利用した局所真空と衝撃波。そして、わずか一滴の汗を千七百倍に膨張させる蒸気爆発――。
世界の物理法則(ルール)を完全に理解した蓮は、触れることすらなくAランク特待生を一撃で昏倒させてしまう。
その圧倒的な「計算」をただ一人見抜いたのは、学園最強の冷徹な天才・Sランクの氷室冴香で――!?
「私の出力を、あなたの理論でコントロールして」
最弱の知性派と最強の出力特化ヒロインが手を組む時、学園の理不尽な序列が根底から崩壊する!
科学知識で絶対強者を蹂躙する、痛快・物理式学園バトルファンタジー、開幕!
文字数 42,725
最終更新日 2026.09.11
登録日 2026.08.25