「石橋」の検索結果
全体で23件見つかりました。
百円で買ったクソゲーの名前入力欄に、悪ふざけで「ああああ」と打ち込んだ。それだけで異世界に召喚され、魂に名前を刻まれた。チュートリアルなし。装備なし。説明なし。
しかもこの世界には、最悪の仕様があった。
男は、女の子とイチャイチャして「汚染値」を下げないと——女の子として再登録される。
俺は石橋を叩き、ヒビを確認し、それでも渡らない筋金入りのぼっちだ。恋愛経験、ゼロ。詰んでいる。どう考えても詰んでいる。
なのに、がめつい情報屋エルフに命を救われ、勢い余った依頼の一言が告白として受理され、果物を注文したら料理人に愛の言葉と誤解され——気づけば「ハーレム枠(仮)」だけが増えていく。
俺はただ、静かに暮らしたいだけなんだ。
だが、システムが用意した「正しいシナリオ」は、俺のそういう生き方が、どうにも気に入らないらしい。
慎重すぎるぼっち勇者が、事故と誠実さで運命の筋書きを壊していく、異世界ラブコメディ。
文字数 15,053
最終更新日 2026.08.20
登録日 2026.07.30
王都は焼け、国境砦も落ちた。
千人を超える避難民を守りながら逃げる護衛隊の前に、崩落寸前の石橋が立ちはだかる。
誰もが橋を渡ろうとする中、最低等級の測量士ルカ・セイルだけが、その橋が落ちることを見抜いた。
橋は崩れ、背後からは敵兵と大型兵器が迫る。
絶望の中、ルカが示したのは、地図から忘れられた旧道――白粘原を抜ける一本の道だった。
亡国の姫セレナとともに、ルカは荷車を捨て、杭を打ち、泥地を読み、千人の避難民を生かすための道を造る。
剣で敵を倒すのではない。
魔法で奇跡を起こすのでもない。
地面を測り、道を選び、敵が渡れない場所へ変える。
落ちこぼれと呼ばれた測量士が、一夜で千人を超える命を救う、異世界測量ファンタジー。
文字数 9,567
最終更新日 2026.07.09
登録日 2026.07.09