「警報」の検索結果
全体で49件見つかりました。
通勤の近道にある古い踏切で、男は“手を振る女”を見かける。白いブラウスに紺のスカート、薄笑いのまま、ゆっくりとこちらへ手を振る女。だが妙なのは、女の視線が男ではなく、男の背中の向こうを見ていることだった。思わず振り返っても、そこには誰もいない。
翌日も、同じ時刻。女は少し近い場所に立ち、同じように手を振る。警報機が鳴るのに電車が来ない。踏切の点滅が頭の奥に残り、現実の音まで狂い始める。靴底にこびりつく“黄色い粉”。鳴っているはずのない警報機のリズム。逃げようとしても、なぜか足が踏切へ向かってしまう。
手を振っているのは、いったい誰に向けてなのか。踏切の向こう側に立つ女が、笑いを深めるたびに、男の日常は静かに狭く、確実に追い詰められていく。
文字数 2,795
最終更新日 2026.02.16
登録日 2026.02.16
これは現代日本で普通にエルフやドーワフーや吸血鬼なんかがいる世界…
吸血鬼の“少女”は芸能界に君臨していた。
「…姫にはならない、と言ってるでしょう?バカなの、あなた」
蔑んだ眼差しで睥睨される男は必死だ。
「そうは仰有らずにどうか!!」
スッ、と部屋の壁に埋め込まれた“非常用”のボタン。
ポチッと押して途端にけたたましい“ジリリリッ”と鳴り響く警報音。
「え?え?ええ!?ちょ、ちょ、おま──待て」
「…不法侵入者、お縄に付け。」
にっこりと微笑む少女の赤い瞳が冷然と煌めく。
少女──リリス・スカーレットは吸血鬼だが、別に王族でもましてや“貴族階級”にいるような家の生まれではない。
…ごく普通の吸血鬼の一人でしかない。
これはそんな彼女が没落仕掛けている某公爵家の家令から養女に来ないか、と誘われ断りモデルに女優に舞台にと忙しく日々をこなすお話。
文字数 10,317
最終更新日 2019.02.15
登録日 2018.06.27
真夜中に踏切の警報音が鳴っている。気にしなければどうでもいい事なのに、ユウタがあんな事をいうからだ。そして今日もあの女はそこに立っている・・。
文字数 5,434
最終更新日 2024.06.11
登録日 2024.06.11
サンエイ科学研究所の助手の大津君は、子供が行方不明にならないようにするためのことを考えた。それは、GPSを子供に持たせるようにする。例えばペンダント型にして首からぶら下げるようにして、その位置情報をご両親のスマホで見ることができるようにするんです。また、子供が行ける範囲を設定して、その範囲を越えたら子供が身につけているGPSから警報を鳴らし、子供に知らせ、また、ご両親が持っているスマホにも警報が鳴るようにするのです。すでに子供用GPSは売ってるので、赤ちゃんが生まれたら市区町村から子供用GPSをプレゼントするように提言しようと思っている。
文字数 1,240
最終更新日 2022.10.03
登録日 2022.10.03
これは本編の時系列とはそこまで関係ありません。
吸血鬼さんこと、ルーナ・A・龍ヶ崎は夏休みのある日、友達と鍋を食べることになった。
こんなに暑い日なのに、猛暑で熱中症警報が出てるのに、自宅でしかも私の家で鍋? マジで言ってますか。
あまり乗り気ではないらしいルーナは鍋を囲んで箸で突っつく。
文字数 5,913
最終更新日 2022.08.02
登録日 2022.07.31