「ブラームス」の検索結果

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「いくら前国王である父上が招いた占い師とはいえ、役立たずに金を払うという意味の無いことはもう止めたいのだよ。君はクビだ。この国から追放されることになった。大人しく出ていってくれるね? ラルバ・ブラームス?」  僕は現国王のブライトン・ウィーグルス様にそう告げられた。ちょうど三年前にこの国の占い師となってから三年経った十五の誕生日を迎えたその日だった。  僕がいないとこの国は災厄まみれで半年ももたないと告げようとしても、大臣に遮られ国王も全く聞く耳を持つことはなかった。自分で出てくか、力づくで追い出されるかの二択を迫られた僕は、仕方なく自分から謁見の間を去った。    城を出た僕の前に現れたのは、一人の美少女エルフ。ちょうど五年前に一度だけ会ったそのエルフになんやかんやあって、僕はこうお願いされた。 「五年も待ったんです! 今度は絶対にボクの国に来てもらいますからね! ご主人様!」  そうして僕はそのエルフと妹のエルフと共にエルフの国へと向かうのであった。  先日短編として掲載させて頂いた作品の長編作品となります。  二話まではほぼ同じ話、三話以降は別のストーリーラインとなります。  短編は同じ話の同時掲載が出来ないアルファポリスの規約により、掲載されておりません。ご興味のある方は小説家になろうには掲載してありますので、宜しければそちらをご覧下さい。
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文字数 12,566 最終更新日 2020.11.26 登録日 2020.11.16
 仕事の関係で彼女と疎遠になり、関係が自然消滅した優磨は、一人、アマチュアチェリストとして音楽活動にのめり込んでいた。  そんなとき、10年ぶりに偶然再会した元カノは、屈託がなく、あれこれ話してくれた。  ワインバーでふと流れたブラームスの交響曲第3番を聞いた優磨は、元カノのなにげない言葉を思い出した。 「ねえ。ブラ3ってさあ……」  その言葉は、回りまわって、彼に人生の転機をもたらした。
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登録日 2023.05.05
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