「優秀な 英語」の検索結果

全体で3件見つかりました。
3
恋愛 完結 長編 R15
1980年代〜2000年あたりの現代沖縄、後半部はロサンゼルスを交えた舞台に展開する青春ドラマです。最初の作品発表は2005年(当時アルファポリスに外部URL登録していました)。現在、ノベルアップ+に連載している内容をこちらへ再収録します。 糸満市生まれの上間(うえま・つとむ)はアメリカ白人系クォーター。西原町へ引っ越した後も、金髪で色白な容姿を理由に同級生らからイジメの対象になってます。 ある日、勉はいじめっ子たちから万引きするよう脅迫され、近所の商店からチョコレートを盗み出そうとして店主にとがめられ、警察へ突き出されそうになります。窮地を救ったのは同級生である東風平多恵子(こちんだ・たえこ)の父親、長助でした。長助はチョコレート代金を払って勉を連れ出すと、近くの公園でサンシンを演奏しはじめます。サンシンの音色に心を動かされた勉は以後、多恵子に内緒で長助からサンシンを習い始めます。 演奏の上達とともに自分に自信をつけ始めた勉はもともと頭が良かったこともあり、席次はつねにトップ。中学では級長に選ばれるまでになりましたが、多恵子にはサンシンの件をずっと内緒にしつづけます。 人命救助に当たったことをきっかけに、勉は医者になりたいと願うように。ちょうどその頃、第二アメリカ海軍病院であるサザン・ホスピタルが優秀な人材を確保するため奨学生の募集を始めた、という情報を耳にします。母親が夜逃げするという事態が起きた後も、長助夫婦らは彼をサポートしつづけるのでした。 やがて勉は国立大学医学科に合格し、サザン・ホスピタルの奨学生として奨学金をうけながら医師国家試験の合格を目指します。一方、東風平夫妻の一人娘である多恵子は看護師として働き始めました。勉が研修医としてサザン・ホスピタルに勤め始めたのをきっかけに、多恵子もまた自らのステップアップのためサザン・ホスピタルへ転職します。 多恵子のことを今までウーマクー(わんぱく、おてんば)な幼馴染としか思っていなかった勉でしたが、同僚としての彼女は想像以上に優秀な看護師でした。やがて勉は多恵子を意識するようになりますが、天然な多恵子は全然気にする様子がありません。はてしてこの二人、どうなっていくのやら……?  沖縄那覇方言/日本語/英語を使用し、爽やかさ全開トリリンガルにお届け。
24h.ポイント 14pt
小説 30,606 位 / 185,389件 恋愛 13,598 位 / 56,244件
文字数 376,954 最終更新日 2022.05.31 登録日 2021.09.20
魔法と工学と科学の世界テクネアルスを舞台に一人の先生が苦難を乗り越えながら旅をする物語 主人公:ソテル=ユージン・アリア 自身がまだ幼い頃、生まれ故郷である村は突如として地図から姿を消した。 彼は隣村まで歩き老夫婦に保護され健やかに育てられる。 その後軍学校へと進学し優秀な成績を修め主席で卒業。軍属後も優秀な戦績を上げていた。 しかしある事を切っ掛けに軍を退役する。そして彼の旅は始まる。 生徒:アリステラ=ヴァン・アスールライト 商業都市エンデルに住む才気煥発、才色兼備な女の子。 ひょんな事からソテルと同居生活をする事になりある事を切っ掛けに一緒に旅をする。 この二人を主軸に物語は綴られていく。 ※劇中で外国語を日本語訳する下りがありますがテクネアルス世界内では専用言語があり、その言葉を翻訳している状態にあります。なのでなんでここ英語なんだよ的な物はニュアンスとして受け取って戴ければ幸いです。
24h.ポイント 0pt
小説 185,389 位 / 185,389件 ファンタジー 42,683 位 / 42,683件
文字数 132,537 最終更新日 2018.09.09 登録日 2018.09.09
青春 連載中 短編
 再会  私は今日或る人に出逢った。。彼女の名は京子という。昨年の三月に卒業した高校の同級生である。お京という名が彼女の通り名である。 「おはよう」 「おはよう」 二人は久しぶりの再会で言葉が上手く出ない。空から粉雪が突然振り降りてきた。 「雪だー」 「うん、雪だね」  さりげない京子のしぐさが健太の心を一陣の風が吹き抜けていくように突き動かした。何か喋らなくてはならない。健太はおもむろにタバコをポッケットから取り出し、火をつけた。すうーとたばこの煙を鼻から出した。京子が笑う。  「まるで、煙をだす龍だね。可笑しいわよ。フフフ」 「笑ったりするなよなー。このやろう!」 「このやろうだって!女には野郎じゃなくて、海女って言うのよ。知らなかったの?」 「そうなんだ」 「フフフ・・・」 喋る筈が黙り込むしかない健太だった。今度はタバコを煙一杯吸い込んで鼻からではなく、口から吹き出す健太。 「ところでサー、コウジとユミにあった?あいつら結婚するってよ。子供ができちゃたって。まだ若いのになー。どう思う?」 「いいんじゃない。二人は両想いなんだから」 「それもそうだな。・・・」 粉雪がボタン雪へと変わった。この調子だと積もりそうだ。九州にしてはそうめったにないことである。この街久留米は福岡にあり人口は約三十万程度である。市町村合併して人口が増えた事になる。福岡では博多、北九州につぐ都市といっても過言ではないだろうか。京子とぼくはこの久留米市で生まれ育った。昔よく百年公園でデートしたものだった。まあ、デートといっても二人で公園のベンチに座ってよく話しをしただけだった。手を握った事もなく、ましてやキスをする事などなかった。小学校は別々の学校だったが中学、高校と同じ学園で六年間を過ごした。 「お前どこの大学だったっけ?」 「中村学園。保育士になるのが私の夢なの。それに親元を離れられるからね。あんたは?」 「俺は西南。外国語学部英語科ってやつ。商社かなんか、英語を生かせる職業に尽きたいからね。まあ、今のところは白紙に近いと言えばそうなんだけど。・・・」 「あんた、頭良かったからね。特に英語はいちばんか、二番だったもんね」 「一番だよ。高校のときの通信簿を見せたっていいぜ」 「そんなものまだ持ってるんだ。フフフ・・・」  またしても黙り込むしかない坂口健太、・・・僕の事だ。  久留米でも超有名なこの学園は福岡一円から優秀な生徒が集まってくる。中には東京大学、京都大学へと進む学生もいる。九州大学には四十人程度が進学する。そんな中でぼくが西南学院大学に決めたのは理数系の勉強が出来がよくなかったからであり、京子は実力があるのに九大に行かなかったのは、自由で伸び伸びとした大学生活を送りたかった為だ。勉強で忙しい学生生活を送りたくはなかったのだ。
24h.ポイント 0pt
小説 185,389 位 / 185,389件 青春 6,554 位 / 6,554件
文字数 19,239 最終更新日 2021.09.27 登録日 2021.09.27
3