「平城京」の検索結果

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怪しい気配に導かれて神社の鳥居をくぐってみると、そこは天慶元年の平安京。 10世紀の日本である。 いきなり暴漢に絡まれ、訳も分からず逃げ惑う少年を助けたのは、一人の少女だった。 彼女は、十年前に自分と弟だけを残して滅ぼされた一族の仇を討つため、雌伏して時を待っていた。 そして、ついにその時が来たのである。 言い伝えの通り、先の世から来た少年、その彼が力になってくれる――彼女は、少年に言った。 「どうか私たちに力を貸してください」と。 そう、日常に飽きた少年はこんな展開を待っていた! 少年は、少女の願いを叶えるため現代知識という名の先読みチートで無双する! …かと思われたが、どうも知ってる歴史と違う。 皇統は分裂してるし、「契神術」とかいう魔法みたいなものがあるし、「神子」とかいう規格外の存在が世界の調和を保っているらしい。 これでは、現代知識なんて何の役にも立たないじゃないか! 少年にチートなど無い。 あるのは突然与えられた「再臨の神子」なる大げさな肩書のみ。 こうなってしまってはまったくの無力である。 そんな彼の前に立ちはだかるのは、曲者ぞろいの平安貴族、そして平城京に本拠を置き復権を目指す上皇とその家人たち。さらには少年を転移させた人ならざる不明の存在。 皇統の分裂、神と人を結ぶ「契神術」、そして「契神の神子」。 捻じれた歴史に陰謀渦巻く平安京で少年は、どう戦い、何を見るのか。 全ては、神のまにまに――。 *小説家になろう、カクヨムでも連載しております。
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文字数 97,928 最終更新日 2022.03.16 登録日 2020.08.13
大衆娯楽 完結 ショートショート
厠という言葉がある。 日本の場合は、古来より川から水を引き込んで流すか、水を汲み上げて押し流す水洗式の厠が、造られていた。河に張り出すように、組まれた河屋が、そのままトイレになってたと言われている。私が子供の頃には、川の上流にあった共同トイレは 平城京あたりまでは、このような造りであったようだ。 平安時代は、この河屋が、御所や貴族の屋敷から消えて、トイレ用の壺や箱が使われるようになった。
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文字数 14,071 最終更新日 2017.07.17 登録日 2016.08.06
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