「最高気温 今日」の検索結果
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ここは北海道のとある町。今は極寒の真冬でこの辺の地域の最高気温は零下。
今日は父の月命日で一月二十日。午前十一時にお坊さんが拝みに来てくれる予定。なので、今日の仕事は午後から行く。仕事は介護士で、今年で勤務して三年目になる。介護福祉士の受験資格を与えられる年数だ。勿論、受験しようと思っている。勤務している先は認知症老人が暮らすグループホーム。一ユニットに九名住んでいる。それが二ユニットあるので計十八名住んでいる。認知症老人なので、要介護度が一~五まである。要介護度が五くらいになれば、スタッフの事はほぼ覚えていないので、毎回会う度「初めまして」だ。そういうのも面白い。可愛いし。俺は|岩見正孝《いわみまさたか》、三十五歳。バツ二。子どもは十歳になる女の子が一人いて、二人目の先妻と暮らしている。娘は|岩見牧子《いわみまきこ》という。軽い知的障がいがある。なので、小学校は特殊学級で勉強している。誰に似たのか凄く頑張り屋さんだ。一人目の先妻とはたまに会って食事をしたり、ホテルに行ったりしている。彼女とは体の相性が良い。だが、浮気をされて離婚した。一人目の先妻は、「浮気相手とは別れるから離婚しないで!」と懇願されたが、裏切り者は嫌いなので別れた。でも、今では友達として交流がある。二人目の元妻は、|岩見優子《いわみゆうこ》と言い、四十歳。娘の為に苗字は「岩見」のままだ。優子とは娘の牧子と会う為、毎月彼女のアパートに行っている。優子と別れた原因は彼女の浮気。俺は何故か浮気をされる。そんなに魅力がないのか。子どももいるというのに。優子の家庭は生活保護世帯。午前中だけ食堂の皿洗いの仕事に行っている。牧子は午前中で帰って来るので敢えて短時間勤務にしている。
文字数 10,185
最終更新日 2024.02.08
登録日 2024.02.08
28××年。一人の女の子が階段から落ちた。本来ならケガ・・・大ケガをするはずなのに、落ちる瞬間に目を閉じた彼女は今まで生きてきた世界とは別の世界に落ちることに。
「ここ・・・どこ・・?」
階段の下に落ちたと思って目を開けると、そこには見たこともない景色が広がっていた。
人々は太陽の下を歩き、動植物たちが生き生きと生きている。
「うそ・・・今日の最高気温は75度なのに・・・。」
彼女が暮らしていた世界は、『地球』。
毎年温暖化が進んで行き、真夏は70度を超える日があるのが『普通』の世の中だ。
あまりの暑さに地上で暮らすことを諦めた人たちは地下で暮らすことを余儀なくされた。
最初こそは反対も多かったけど、100年・・200年と経つうちに世代は入れ替わり、彼女は地下で暮らすのが当たり前の世代だった。
「暑くない・・・。」
彼女が落ちた世界は・・・今まで当たり前に使ってた物が何もない世界だった。
スマホ、タブレット、電気、エアコン、インターネット・・・
『電気』が必要なものは何もない。
「あなたは・・・どこからきたんですか・・?」
右も左もわからない私に差し出された『手』。
「私・・・・・」
その手を取ってしまったとき・・・私の『役目』がスタートする・・・!?
※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんの関係もございません。
※感想やコメントはお受けすることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
代わりにお気に入り登録をしていただけたら嬉しいです・・!
※誤字脱字、訂正などもありますので温かく見ていただけたら嬉しいです。
久しぶりに引っ張りだしました。よかったら暇つぶしに読んでくださいませ。
2024/06/09 1:03:48
文字数 79,049
最終更新日 2020.09.18
登録日 2020.08.31
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