恐ろしい小説一覧
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件
文字数 2,702
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.07.30
ワサビが苦手な生徒たちが通う学校で、給食に大量のワサビが入っているという噂が広まる。彼らは自分たちがワサビに当たらないように願い、祈りを捧げるようになる。驚くことに、彼らの願いが叶い、給食からワサビが消える。生徒たちは感謝と喜びに包まれる。彼らの願いは毎回叶えられ、給食は改善され、他の生徒たちも喜ぶようになる。ワサビが苦手な生徒たちは、自分たちの声を上げる勇気を持ち、学校全体の改善に貢献する。その結果、学校は包括的で理解あるコミュニティになり、他の学校にも影響を与える。彼らの話は人々に勇気と共感を与え、社会全体の連帯を促すきっかけとなる。
文字数 1,713
最終更新日 2023.06.28
登録日 2023.06.28
その日、私と彼氏はベッドで一緒に寝ていた。
愛し合い、同じベッドの上で寝ていた私だったが、寝苦しくて目を覚ましてしまった。
目を覚ました私は、壁に目を向けたまま動けない状態だった。
いつも窓側に背中を向けて寝ているのに、この日はどうもおかしい。
文字数 968
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27
大学を卒業した僕は、都内から少し離れた場所でひとり暮らしをしようと決めた。
「本当に大丈夫なのか?この家から会社に通勤してもいいんだぞ」
「そうよ。家から通った方がアパートの家賃はかからないし、食費だっていらないのよ」
「裕太、ここに住みなよ」
家族はそう言ってくれたが、一度はひとり暮らしをしてみたい。
「いや、一人暮らしをしてみるよ」
家族の反対を押し切って、
文字数 1,408
最終更新日 2021.08.20
登録日 2021.08.20
会社の同僚とお盆休みに旅行に出かけることにした。
東北のとある郊外に建つ旅館は、古屋敷を改造したところが魅力的。
「こんな旅館に泊まってみたかったんだよね」
「私も」
意気投合した同僚4人は、私が運転する車に乗り、
文字数 1,276
最終更新日 2021.08.09
登録日 2021.08.09
「キャッーーー!!!」
「ど、どうした?!」
「今、車のボンネットに女の人が乗ってたの!」
「・・・女の人なんていないよ。気のせいじゃないか?」
文字数 1,116
最終更新日 2021.07.30
登録日 2021.07.30
食事をして、後片付けをしていると家の電話が鳴った。
出ようとして、受話器に手を伸ばすと切れてしまった。
また食器を洗い出すと電話が鳴ったので、
文字数 1,300
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
ママ友の里香さんが、ここ最近どうも元気がない。
「どうしたの?元気がないようだけど。なにかあった?」
食欲もないのか、
文字数 1,173
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.07.05
地元が静岡の俺は実家に帰省した。
「よく帰ってきたな!東京に行ってからほとんど会えなかったよな。いやあ、嬉しいよ」
高校時代の友達と3年ぶりに再会した俺は家に仲良しの3人を呼び、再開パーティを開いていた。
「な、せっかくだからさ、どっか行こうよ。
文字数 819
最終更新日 2021.05.15
登録日 2021.05.15
家には、代々受け継がれているお面がある。
そのお面は、一族の者の顔をかたどっているという。
「このお面は必ず壁に飾らないといけない。もしも9日間飾らなかった時は…」
そう言って、おばあちゃんは息を引き取った。
文字数 1,076
最終更新日 2021.05.14
登録日 2021.05.14
お母さんが病死したため、お父さんは私を連れて再婚した。
再婚した相手はかなり気性が激しく、気の強い人だった。
少し文句を言おうものなら激しく怒り、私にひどく当たった。
文字数 941
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.05.09
「今日は本当にドライブ日和だな」
「ええ、本当ね。青い空に白い雲、遠くの景色までよく見えるわね」
夫が運転する車で三車線の広い高速道路をスイスイ走っていた。
「ね、富士山が
文字数 729
最終更新日 2021.05.06
登録日 2021.05.06
私は恐竜のDVDを観るのが大好き。
「ああ、恐竜に会ってみたいわ」と思っていた。
そんなある日。
住宅街を歩いていると、前から上品な紳士が歩いてきた。
「お嬢さん、恐竜はお好きかね?」と聞いてきたので、
文字数 910
最終更新日 2021.05.03
登録日 2021.05.03
仏像のミニチュアって凄く魅力的なんだよね。
あの神々しいお顔や鎮座する姿って、なんとも言えないんだ。
私、
文字数 527
最終更新日 2021.04.29
登録日 2021.04.29
俺の家の近くにある工場なんだけど、1年前に大きな爆発事故があって、建物が木っ端微塵に吹き飛んだんだ。
建物が吹き飛んだのは深夜の1時過ぎで、地面からゴゴゴゴゴッって凄い地鳴りがしたんだよね。
でも、これは夢だった。
夢の中では、俺は家の前に立ってるんだけどさ、ゴゴゴゴゴって凄い音が鳴ったと思ったら地面が左右に凄く揺れたんだよね。
グラングランって。
最初は夢だし、そのうち終わるだろうと思ったわけ。
それがさ、その揺れがいつまでも終わらなかった。
もう吐き気がしそうだなと思った瞬間、瓦礫やブロックが凄い勢いで飛んできたんだ。
「うわ!家が危ない!」と思って後ろを振り向いた瞬間、ピカッって大きな光と爆風が俺を襲った。
「爆弾でも落ちたのかよ!!!」そう思ったけど、爆弾ではなかった。
遠くの方を見たら、大きな倉庫が爆発中。
なんだかソワソワするから家族に「逃げよう」って言ってた。
家族を連れて逃げた俺の後ろでまた倉庫が大爆発を起こす。
家の窓は吹き飛び、飛んできた鉄骨やトタン板で家は酷い有様になっちまった。
そんな夢を見てから3日後。
深夜にグラグラグラって地面が揺れた!
「大地震かよ!!」俺は慌てて立ち上がろうとしたら、窓の外で倉庫が爆発する光景が見えた。
俺は急いで家族を起こし、家の裏手の方に逃げようと誘う。
そしたら次の瞬間、さらに倉庫が爆発した!
もしも逃げてなかったら、今頃どうなっていたか…
文字数 588
最終更新日 2021.04.26
登録日 2021.04.26
風が強く吹く日、決まってどこらからともなく「ズズッズズッ」というなにかが引きずる音が聞こえてくる。
だから、そんな日には頭から布団を被り、ジッとしてるんだ。
だが、その日、布団を頭から被っていたら、
文字数 566
最終更新日 2021.04.18
登録日 2021.04.18
夜、布団で寝ていると、その布団の中から白い手が出てきて俺の両腕、両足をガシッと掴んできた。
「ヒイッ!」あまりの冷い手の感触に硬直する俺。
全身から
文字数 564
最終更新日 2021.04.16
登録日 2021.04.16
橋までの高さが30mほどある橋に彼氏とデートしに行った。
そこからの眺めはとても美しく、山々の景色に癒される。
でも、下を見下ろすとかなりの高さがあり、足がすくんでしまう。
「な、
文字数 583
最終更新日 2021.03.28
登録日 2021.03.28
ガタガタガタガタッ
夜中になると、クローゼットを揺するような音がしてくる。
目を開けて見ると、ドアが小刻みに動いているのがわかる。
「なに?なにがいるの!?」
全身が金縛り
文字数 814
最終更新日 2021.03.18
登録日 2021.03.18
「どうして連絡してくれないの?」
俺は夢の中で、まったく知らない女にそう言われて、迫られる。
「いや、連絡はしようと思ってたんだけど、
文字数 671
最終更新日 2021.03.17
登録日 2021.03.17
テーブルの上に鍵とバッグを置いた。
部屋の電気を消して部屋を出ると、後ろの方から気配がする。
恐る恐る後ろの方を振り向くと、ベッドの上に20代だろうか、兵隊の格好をした男が座っていた。
「わ、
文字数 463
最終更新日 2021.03.11
登録日 2021.03.11
座敷わらしって、なんだろうと思って調べてみた。
いたずらが好きな子供だって。
「かわいい。会ってみたいよね♪」
その夜。
ペタペタペタッ
文字数 782
最終更新日 2021.01.21
登録日 2021.01.21
女子寮。
どこか聞くだけでムラムラする。
いつかしのびこんで、下着のニオイを嗅ぎたいと夢見ていた。
なんなら下着の1つや2つ、お持ち帰りしてもいい。
文字数 571
最終更新日 2021.01.07
登録日 2021.01.07
1年の締めくくりでもある最後の日。
「今年は風邪をひかなくてよかったね」
「そうだね」
「来年はみんな元気に暮らせるといいな」
「うん」
家族でそんな話をしていたら・・・
文字数 444
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.31
ホテルに泊まることが趣味な私。
平日の安い日を狙い、ちょっといい部屋を予約する。
ダブルベッドの広い部屋を狙うの。
この手の部屋って、お風呂も広かったりするんだよね。
今週も1人で泊まるため、部屋を予約した。
文字数 711
最終更新日 2020.12.30
登録日 2020.12.30
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