虫注意小説一覧
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祖母の葬式で、弟が祖母の肉を食べた。
祖母は『好きな人が出来たら、私の肉を食べると良いよ』と話していた。
その翌日、弟は歩けなくなった。
生前、祖母はこうとも話していた――『でも生はいけないよ。ちゃんと焼いて食べないとね。私は本当は人魚なんだよ』と。
車椅子となった弟の樹を助けるために、姉の泉は治療法を探す。
その途中で二人の先生と出会う。真面目な佐伯と、掴み所が無い森谷。
先生達は「原因は寄生虫ではないか」と話す。
樹のように歩けない患者が他にも居るらしく、先生達はその原因を探っていた。
先生達が知る患者の一人は、真空パックで送られてきた何かの肉を食べたらしい。
泉達は先生達と協力して、祖母が話した『人魚』について調べていく。
そして祖母がかつて住んでいた集落を訪ねる。
その集落で、人魚の血筋にあたる姉妹と出会う。
姉の渚は「私と結婚して、生まれた人魚の赤ん坊の肉を食べれば治る」と話す。
文字数 85,601
最終更新日 2024.03.27
登録日 2023.12.27
文字数 2,245
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.11.10
両手を前倣えの形で広げてみてください。
おそらくは30センチ程の幅があると思いますが、それがこの物語の芋虫のサイズです。触角もきっと可愛いでしょう。
これは今よりほんの少し未来の話。
地球温暖化が進みすぎた人類は環境改善の一環である巨大樹計画を実行。巨大樹の木陰は全てを癒し、伐採され、枯れた緑は次々復活の兆しを見せていました。
計画から20数年。
虫はかつての姿よりはるかに悍ましく恐ろしい、巨大な姿へ進化。虫同士の縄張り争いや共食いはより強力な個体の誕生を助長し、人類の生活圏を脅かし、人に寄生をはじめます。
そんな世界で白いツナギの人類種生存環境保護局。通称、「白服」は虫を駆除して人類を守っているのです。
此れは、虫に寄生され。虫を駆除する少年のお話。
文字数 92,620
最終更新日 2021.12.24
登録日 2021.09.28
「喜べ。兄弟。俺たちは大罪を犯したぞ―――・・・」
舞台は黒亮公が治める地。周里。
十年ぶりに会う旧友の元を訪ねる昂遠に同行した遠雷。
そこで彼らが見たものは、想像すらしていなかった虐殺の現場だった・・
残月記番外編
『反魂』
※この作品はフィクションです。実在の人物・地名・宗教・団体等とは無関係の創作物です。
この作品には暴力的・猟奇的・不適切と思われる表現が数多く含まれておりますが、実際の行為を推奨する目的で書いているわけではありません。
作品に必要と考えた上で、その表現を使用させて頂いています。
18歳未満の方の閲覧を禁じます。
※注意:小さな砂鉄が穴から飛び出す様子。沢山の亡骸。宗教。蟻。
グロテスク。ホラー。オカルト的要素を含んでいます。
気持ちの悪いものが苦手な方は閲覧をお控えください。
※うちの昂遠は僧侶ですが、仏門に入り教えを請うたわけではありません。
宗派は特になく、何処かに属しているわけでもありません。
ですので、お肉も食べればお酒も飲みますし、絡みの場面も当然あります。
不快に思われる方もいらっしゃるでしょうから、最初に謝っておきます。ごめんなさい。
※物語の中に登場する『湯』→スープ以外に沸かした水にもその言葉を使用しています。
あとはこの作品をお読みくださった全ての皆様へ。
ありがとうございました。
文字数 72,456
最終更新日 2020.11.23
登録日 2020.11.16
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