海野 那智

海野 那智

昭和初期〜太平洋戦争期を舞台に、戦記と人間ドラマを中心に執筆しています。 艦艇運用や当時の空気感を大切にしつつ、人の想いを描くことをテーマにしています。 noteの方で作者の裏話も公開しております。
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歴史・時代 連載中 長編 R15
――女が、重巡洋艦の艦長になる時代ではなかった。 昭和十六年、帝国海軍。 戦争の影が濃くなる中、重巡洋艦「妙高」の艦長に就任したのは、新條芙乃という一人の女だった。 冷徹にして理知的、そして必要とあらば己をも沈める覚悟を持つ異端の指揮官。 彼女の前に立ちはだかるのは、敵艦隊だけではない。 女であることへの偏見、若さへの疑念、そして戦場に巣食う死の記憶。 古鷹事故、二・二六事件――幾度もの喪失を経て、芙乃は「艦と共にある」生き方を選び続けてきた。 砲術長・村瀬誠一。 副長・鳴海司。 航海長・加藤真之。 それぞれが異なる想いを胸に抱きながらも、艦橋に立つ彼女の背を支える。 信頼と抑制、友情と恋慕、そのすべてが戦場では沈黙へと変わる。 これは、英雄譚ではない。 華やかな勝利でも、栄光でもない。 沈む覚悟を抱いた者たちが、それでも艦を、仲間を、未来を守ろうとした記録。 蒼い海に鎮んでいく、断章の物語。
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小説 216,735 位 / 216,735件 歴史・時代 2,881 位 / 2,881件
文字数 34,304 最終更新日 2026.01.09 登録日 2025.12.22
歴史・時代 連載中 短編 R15
本作は『蒼海ニ鎮ム』本編の幕間に存在した、 語られることのなかった時間を記した短編集である。 戦いの只中にあっても、艦は進み、人は生きていた。 何も起きなかった日、些細な会話、その裏にある信頼と日常。 これは歴史に名を残さない。 それでも確かに存在した「蒼海」の記録である。 ※本作は短編・一話完結形式で更新されます。
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小説 216,735 位 / 216,735件 歴史・時代 2,881 位 / 2,881件
文字数 8,026 最終更新日 2026.01.02 登録日 2025.12.22
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