自分の意志に頼らないもう一つのアプローチは、「自分がやることを誰かに報告する」という方法です。
「でも岩切さん、私にはそんなことを報告できる相手はいません」
そう思われた方もいるかもしれません。
家族には心配をかけたくないし、友人に自分のお金のズボラさをさらけ出すのは抵抗がある。専門家に相談したいけど、お金がかかるならもっとお手軽な方法が知りたい。
そこで活用してほしいのが、SNSです。
「誰かに報告する」と言っても、なにもリアルな知り合いである必要はありません。
もし、身近に家族やパートナーがいなくても、SNSを開けばそこには何百万人という「人の目」があります。お互いにフォローし合っている仲のいい人もいるでしょう。
SNSを「意志」をサポートしてくれる、最強のマネジメントツールにしましょう。
使い方はとても簡単です。
「今からNISA口座を開設します!」
こうポストするだけです。
フォロワーに見られているという意識が「行動スイッチ」を無理やり押してくれます。
そして、無事に終わったら「終わりました!」と報告してみてください。フォロワーがいればきっといいねしてくれるはずです。
たったこれだけの工夫ですが、ズボラな私たちが「重い腰を上げる」ためには、人の力を借りるのはとても有効です。
冒頭でもお伝えした通り、私たちの最大にして最強の敵は「後回し」です。
そして、その後回しを防ぐために有効なのが、「他人の目を利用すること」です。
自分一人では流れてしまうことも、誰かと一緒なら進むことがあります。
人に見てもらう。約束する。一緒にやる。これだけで良いです。
日本人は特に、「自分のことは自分で解決しなきゃいけない」と考えがちです。
特にお金のことは、恥ずかしいことのように感じて、人に見せずに抱え込んでしまう方も少なくありません。
でも私は、助けを借りる仕組みを作ることは、目的の達成確率を上げるための戦略だと思います。
特にズボラさんは、人の手を借りましょう。
もし今、一人で「何とかしなきゃ」と焦っているなら、今日から一人で戦うのをやめてみてください。
友人や家族、パートナーに頼るのもいいですし、SNSの力を借りるのも一つの方法です。
あるいは、私のような専門家に伴走してもらうのもいいと思います。
「今日、NISA口座を開設するから、Zoomだけ繋いでいてほしい」
「これからNISAの買い付けをします。終わったら報告します」
そんな一言だけでも、行動のハードルは驚くほど下がります。
後回し癖は、一人で抱え込むほど強くなります。NISAを開設しないからと言って、誰かに怒られたりすることはありませんもんね。
だからこそ、誰かと一緒に取り組んでください。誰かの時間を借りているというプレッシャーを活かします。
それが、ズボラな私たちにとって、現実的で有効な方法です。
後回し癖のある人は、一人で解決せずに誰かと一緒に取り組みましょう! 一人で頑張らなくても大丈夫です!