【ステップ1】
あなたが、「やりたくない」「やめたい」と思いながら続けていることは何でしょう。頭の中で思い浮かべるだけでなく、実際に書き出してみてください。
(例)
・疲れているのに、頼まれたらOKしてしまう
・相手を怒らせないために、やりたくないことをしてしまう
・不安なので無駄な確認や、やり直しをしてしまう
・心配でつい人のことにまで手や口を出してしまう
・ダラダラスマホ
・無駄なネットショッピング
・お菓子のドカ食い
・生活用品の買いだめ
・同僚からの誘いを断れない
・仕事を切り上げることができず、残業続き
・辞めたいのに辞められない職場
【ステップ2】
次に、やめたいと思いながらも、どうしてやめられないのか、「やめられない理由」を書き出してみましょう。
(例)
・将来の経済的不安
・世間体や周りからの批判
・我慢が足りない、根性がないと思われるのが怖い
・ストレス解消でついやってしまう
・無意識に手が伸びてしまう
・嫌われたくない、悪口を言われたくない
・迷惑をかけたくない
【ステップ3】
それでは、やめたあとに得られるメリットと、やめたいことを続けた時のデメリットを書き出しましょう。
(例)
メリット
・ストレスがなくなる
・自分の時間がもてる
・自分のやりたいことができる
・健康な体になれる
デメリット
・ストレスが蓄積される
・生計を立てられなくなる
・上司や同僚から失望される
・不健康な生活がこれからも続く
【ステップ4】
最後に、実現可能な範囲でやめられることを書き出しましょう。
(例)
・効率化を見直し、残業を減らす
・一人で何とかしようとせず、困っていることを相談する
・部署異動を上司に相談する
・転職活動の情報を集める
・買い物に行く頻度を減らす
・作り置きを冷凍し、コンビニ飯を減らす
・買い物に行くときはお菓子を買わない
・就寝時間前にスマホ通知を切る設定をする
・友人からのメッセージにすぐに返信しないで間を置く
・メッセージを確認する回数を減らす
・元気なフリをしない
・「大丈夫です」と言わない
イヤなこと全てを一度にやめる必要はありません。実現可能な範囲で始めるのがコツです。
とはいえ、すぐにはできないよ、と思う人もいることでしょう。まずはステップ1~4を試してみて、考えを整理するだけでも良いですよ。
イヤなことをやめると、ストレスが軽減するだけでなく、慢性的な疲労が回復することが期待できます。イヤなことに神経をすり減らし、心的エネルギーがたまらない状況から脱却すると、心に余裕が生まれ、休息や自分のための時間を確保することができるようになります。なにより「イヤなことから離れる決断を自らできた」「自分の気持ちを大切にし、優先できた」という自己肯定感が高まります。
たしかに、やりたくないことをやめることは勇気がいることです。社会的信用を失うかもしれない、と怖くなることもあるでしょう。けれども、心身の健康を守るために自分の本音を大切にする決断をする場面がとうとうやってきたのだ、ととらえると、これまで先延ばしにしてきた問題と向き合うことができるかもしれません。自分で自分を苦しめていることがあるなら、「やりたくない」というあなたの本音を尊重しましょう。
一方で、イヤなことを回避してばかりでは、成長できないという考えもあるでしょう。もちろん、目標のために、目の前のイヤなことをがんばる必要があるのであれば、私は今のあなたを応援します。できないことができるようになると、自分の可能性が開かれることもあるでしょう。
けれども、もしもあなたが、何のためにイヤなことを続けているのかわからないまま漠然と続けているならば、自分を大切にするためにイヤなことをやめる勇気をもってください。
「イヤなことは、やらない」「できないことは、できない」。こんなふうに、自分の感情を素直に受け止めシンプルに生きていけたら、人生がラクで楽しくなりますね!