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冒険者パーティー「明るい未来」のリックとブラジス。この2人のコンビはアリオス王国の上層部では別の通り名で知られていた。通称「必要悪の掃除屋」。
王国に巣食った悪の組織を掃除(=始末)するからだが。
お陰で王国はその2人をかなり優遇していた。
但し、知られているのは王都での上層部だけでのこと。
2人が若い事もあり、その名は王都の上層部以外ではまだ知られていない。
なので、2人の事を知らない地方の悪の組織の下のその2人が派遣されたりすると・・・
文字数 42,084
最終更新日 2025.12.13
登録日 2025.12.06
全宇宙を支配する宇宙機構「マザークイーン」は秘密裏に太陽系の地球も統治していたが、その星の統治方法とはその惑星の原住民に「コスモインフルエンス核」を与えて委任統治をするという方法だった。
その為「コスモインフルエンス核」を有する地球人は既に数多く地球に居るのだが。
25年周期で与えられる「コスモインフルエンス核」を手にするチャンスを得た25歳の油田オーナー、高杉翔はその話に乗り、グロテスクな「コスモインフルエンス核」を体内に取り込んだのだが。
次の瞬間には怪人に変身していた。
更に、この状態は「第1形態」で「完全体」になる為には、残るコスモインフルエンス核を得た翔以外の第1形態の24人を倒して核を取り込めと言う。
「ふざけるな。誰がやるか」
と突っ撥ねる翔とは裏腹に、残る24人が襲ってきて翔も仕方なく応戦するのだった。
文字数 89,805
最終更新日 2025.12.03
登録日 2025.11.02
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
文字数 70,679
最終更新日 2025.11.02
登録日 2025.10.11
長らくそのギフトの意味が分からずにお荷物扱いされていた冒険者のラルクは遂にはパーティー「黒光の剣」から見限られて追放されてしまう。
追放されてやけ酒を飲むラルクだったが、そこで東方から流れてきた冒険者のエーナに札束が紙のお金な事を教わり、遂に自分のギフトを解明するのだった。
何だ、金で殴ればいいのか。
ギフトの意味を理解したラルクは鍛冶屋に注文した特注のモーニングスターの先端に付けた鎖かたびらの袋に硬貨を詰めて冒険に挑み、躍進するのだった。
文字数 37,373
最終更新日 2025.10.11
登録日 2025.10.06
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