幸福の国の獣たち
少女ララキは元・邪神の生け贄。救い出してくれたライオンの神シッカに、人の身ながら恋をしている。
しかしシッカは同盟を結んだ他の神々の不興を買い、制裁を受けて日に日に弱っていた。ララキは彼を助けるべくおとぎ話に語られる神域『幸福の国』を目指して旅に出る。
一方、失踪した兄を探す旅をしていた少年ミルンは奇妙な縁でララキと出逢い、よき相棒となる。
そんな彼が気になっているのはもう一人の旅の仲間、自らを語ろうとしない謎の美少女スニエリタ。彼女の秘密主義の背後には、家出した令嬢を捜索する者たちがいた。
ときに人間社会のしがらみが彼らを阻む。
そして三人を試すため、神々はさまざまな試練を与えてくる。
それらに対する武器は『紋唱術』と呼ばれる奇跡の技と、それにより契約した個性豊かな獣たち、そして自分たちの揺るぎない絆。
「物語はハッピーエンドで終わらなくっちゃ!」
スーパーポジティブ古代人(へっぽこ)と苦労性の田舎者(ケチ)が、それぞれの幸せを掴む冒険譚。
●小説家になろうにも掲載しています
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