今さら戻れと言われても、暗い女はお嫌いなのでしょう?〜伝説の聖女は婚約者と親友に裏切られて追放され、隣国の王子の寵愛を受ける
「お前のような暗い女との婚約はそもそも嫌だったのだ」
考古学者の家系で古代の結界魔術が使える実績を買われて聖女となったシェリルは、婚約者でエルム王国の第二王子でもあるヴォルフに王子暗殺未遂の冤罪を疑われて婚約破棄される。
実はこの暗殺未遂はヴォルフと親友でシェリルと同じく聖女でもあるクレアの仕組んだものであるが、無罪の主張は受け入れられずに投獄されてしまった。
「引き立て役のあんたが殿下と婚約して憎たらしかった」
投獄されたシェリルは親友だと思っていたクレアの本音を聞き愕然とする。
彼女は見た目が良く人気がありシェリルと同じ聖女でありながら特別待遇を受けたりしていた。
そんな彼女だからこそ、暗くて地味な子だと思っていたシェリルが王子と婚約したことが許せなかったらしい。
クレアは満面の笑みでヴォルフと婚約したことと、シェリルが国家追放に処されることを伝える。
国家追放という名の死罪――シェリルは何も持つことを許されずに砂漠の真ん中に放置された。
しかし、彼女は世界でも希少な古代魔術の使い手……。様々な術式を使いこなして彼女は砂漠にオアシスを作ってしまう。
その噂を聞きつけた隣国のアレン王子は「伝説の聖女を遂に見つけた」と喜び、シェリルを国賓として迎え入れたいと申し出た。
ここから、彼女の第二の人生が始まる――。
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クレアは満面の笑みでヴォルフと婚約したことと、シェリルが国家追放に処されることを伝える。
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しかし、彼女は世界でも希少な古代魔術の使い手……。様々な術式を使いこなして彼女は砂漠にオアシスを作ってしまう。
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