冒険者適性ゼロでリストラされたおじさん、やけくそでダンジョンに素手特攻したら強スキル【存在強奪】に目覚めました~

結城誠(35歳)は、冒険者協会で働くしがない事務員。
長年、裏方として誰よりも冒険者を支えてきたが、「冒険者適性がゼロ」というだけの理由で無慈悲にリストラされてしまう。

恋人には金ヅルとして捨てられ、家賃滞納でアパートも強制退去しなければならない状態に。さらに、たった一人の妹が「魔素病」という難病に倒れ、一ヶ月以内に1億円の手術費が必要になってしまった。

人生のどん底に突き落とされ、大成功した元同期からの善意の1億円すら惨めで受け取れなかった誠は、破れかぶれのまま【無装備】【無職(適性なし)】でダンジョンへと特攻する。
迫り来るゴブリン。
パニックと絶望の中、「死ぬなら一矢報いてやる」と【素手】で死闘を繰り広げ、満身創痍の末に魔物を討伐する。

その瞬間、世界(システム)にエラーが生じた。
『――本来ありえない条件を確認。例外処理(エクセプション)を実行します』

前代未聞の条件を満たした誠に与えられたのは、例外から生まれたポンコツ可愛いサポートAI「エク子」と、ぶっ壊れユニークスキル【存在強奪】だった!

それは倒した敵のステータス、スキル、アイテムをおろか、そのダンジョンから対象モンスターの「存在そのもの」を根こそぎ奪い去る(リスポーン不可にする)という常識外れのバグスキル。

すべてを失った最弱のおじさんが、すべてを強奪する最強の力を手に入れ、最愛の妹を救うため現代ダンジョンを無双する!
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