霧のはし 虹のたもとで
古ぼけた学生寮に嫌気のさした晃は、掲示板のメモからシェアハウスのルームメイトに応募するが……。
ひょんなことから始まった、晃・アルビー・マリーの共同生活。
美貌のアルビーに憧れる晃は、生活に無頓着な彼らに振り回されながらも奮闘する。
一つ屋根の下、徐々に明らかになる彼らの事情。
そして晃の真の目的は?
英国の四季を通じて織り成される、日常系心の旅路。
ここで終わるのか! と、やっとお会いできたサラマンダーに叫び、そのまま『夏の……』に直行。
続編があることは知っていたので、慌てませんとも(笑)。
男だから、女だから、というのではなく、アルビ―だから愛せたコウ。そんな二人の想いがつづられて行く恋愛モノかと思いきや、途中からオカルトめいた儀式の話に――。いえ、これも聞いていましたとも。
ふと、『ツ〇ンピークス(古い!)』を思い出し(世界一美しい〇ーラ・パーマーの死体のミステリーに終始するのかと思えば、途中からオカルトめいた展開になって、グダグダの台無しになった厭な記憶が蘇ったり……)、そして『海辺のカ〇カ』の猫と話せるナ〇タさんの謎に悶々としながら終わった「はぁ?」な記憶……(結局ナ〇タさんは何者だったんだ?)。
まだ途中だった頃に聞いてしまった後半の情報に、これは一体どういう方向に進むのだろう……と恐る恐る踏み込みましたが、中々明確な輪郭を見せないままに、3カ月に一度のボランティアの真実。過去の儀式を掘り起こして見えた父親の姿――これなしにアルビーの心は救えない。
二人とも救えたら……辛いなァ。
ケルト神話や民間伝承の類に興味がない人には解りづらい部分があったかも知れないですが、何やら四大精霊の絡んだコウの過去に通じる流れは、お伽話のようなファンタジーではないらしい。現実に、現実ではない世界との繋がりを持つコウの秘密は続編で語られるのか、番外で語られているのか。間違いなく楽しみにしています。
そして、アルビーはドイツに――いや、まだ行かない?
とにかく、もどかしい。痒いところにまだ手が届かない!
でも、作者様はストレートな言葉では、コウの秘密を語ってくれないんだろうなぁ……(ケチ)←無視してください。
語られる日を楽しみにしています!
それでは!
>>105 旅23 洞窟まで
ああ、好きだな、これ……としばらく読んで、「あれ、あっちを先に読んだ方が良かったのか?」と思いながらも、コウの日本人らしい好ましい性格に安らぎ、アルビーに翻弄される心に「そうだよな、まさか思わないよな」と頷き、「いや、それは違うんじゃないかな」とツッコみ――結局読み進めてしまいました(笑)。
コウの反応が一々初々しくて、謎の部分が多かったアルビ―が段々愛らしく、いじらしくなって、そんな二人をよく見ている紅一点がいて、よく出来ているなぁと(なんだか偉そうな言い方でスミマセン。でも本当に心からそう思って)、英国での日常が目の前に描き出されるのが楽しくて、興味深くて。
長編好きな人間としては、ある程度一気に読み進めたい、ということで、ゆっくり読書の出来る今日は久々に幸せな一日でした(感想に自分のことを書いてどうする!)。
とにかく、コウの心の移り変わり、というか、徐々に明確になって行く気持ちを追うのが今後も楽しみです。
以下、少しでもお役に立てたら。
字下げ(取り敢えず目立つ冒頭の分のみ)「24お弁当」「29誕生日」
冒頭の文章が……消失?「31火傷」(何が書いてあったんだろう…?)
誤字脱字「34パブ1」妖精の書を古書を→妖精の書の古書を
「60夜食」大目→多め