【完結】追放王女は辺境へ

エルドラード王国の第一王女フィリアは、婚約者である王子と実妹の裏切りにより、全ての地位と名誉を奪われ、国外へ追放される。

流れ着いた辺境のミモザ村で、彼女は持ち前の知識と活力を活かして村人たちの信頼を得、ささやかな居場所を見つける。

そんな中、村を視察に訪れた領主レオンハルト辺境伯が、突如として発生した魔物の大群に襲われ深手を負う。

フィリアは機転を利かせて危機を乗り越え、辺境伯を献身的に看護する。

命を救われた辺境伯はフィリアに深く感謝し、その謎めいた素性に関心を抱き始める。
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