蒙古襲来ー米軍女兵士と若き武士の最期 〜七百年の時を超え、日本を守る誇りが共鳴する〜
自衛隊との合同演習の帰投中、突如として墜落した米軍ヘリ。
女兵士ステファニー・ローレンス――通称ステフが目を覚ました場所は、現代ではなかった。
そこは鎌倉時代、元寇前夜の壱岐。
彼女を救ったのは、十九歳の若き武士、少弐資時。
やがて来る“異国の軍”を迎え撃つため、死を覚悟して戦場に立つ男だった。
ステフは知っている。
この戦いの結末を。
そして――彼が、この地で命を落とすことを。
それでも彼は笑い、剣を取り、戦うと言う。
「武士は退かぬ」
守りたい。
だが、歴史は残酷だった。
壱岐の陥落、別れ、そして復讐。
博多湾での夜襲、燃え上がる元軍の船。
やがて訪れる嵐と、最後の決戦――。
これは、歴史を変える物語ではない。
“目の前の命”に抗い続けた、一人の兵士の記録である。
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