狐侍こんこんちき
父は何の因果か輪廻の輪からはずされて、地獄の官吏についている。
そんな九坂家は由緒正しいおんぼろ道場を営んでいるが、
門弟なんぞはひとりもいやしない。
寄りつくのはもっぱら妙ちきりんな連中ばかり。
かような家を継いでしまった藤士郎は、狐面にていつも背を丸めている青瓢箪。
のんびりした性格にて、覇気に乏しく、およそ武士らしくない。
おかげでせっかくの剣の腕も宝の持ち腐れ。
もっぱら魚をさばいたり、薪を割るのに役立っているが、そんな暮らしも案外悪くない。
けれどもある日のこと。
自宅兼道場の前にて倒れている子どもを拾ったことから、奇妙な縁が動きだす。
脇差しの付喪神を助けたことから、世にも奇妙な仇討ち騒動に関わることになった藤士郎。
こんこんちきちき、こんちきちん。
家内安全、無病息災、心願成就にて妖縁奇縁が来来。
巻き起こる騒動の数々。
これを解決するために奔走する狐侍の奇々怪々なお江戸物語。
うむ。(*-ω-)
刀に魅いられ、才に恵まれたが故に敗けましたね。
全てを薙ぎ斬る五勺の大太刀。
抜けば必殺が抜けないままの攻防に僅かながら苛つき、松の木を盾にしたと失望し、まとめて斬ってやろうと慢心があらわれた。
命のやり取り、ではなく、いつも一方的な勝者であったが為とも言えるかも。
その場で反論しても無駄だしねぇ
切り捨てながら逃げる訳にもいかない。
火付けの嫌疑は後々晴らすとして、とりあえずは逃げるしかない。
やれやれ、厄介な連中だこと。
しかし、そろそろ助っ人も追い付いて来る。
……なんなら、それこそ人外の伝手を頼っても良いかも。
ちょっと半日ばかり人外領域に匿って貰えれば、人間の追っ手は根刮ぎ撒ける。
一息入れられたら、再捕捉されても十分に反撃できましょう。
出来れば、刺客共の方のアジトを奇襲してやりたい所です。
攻め、狩るのに長けた連中は、意外と自分達が狩られる事には脆いもんです。
源為朝の如き強弓の使い手ですが矢は有限であり、立木の中ではやはり取り回しに難がある。
また、弓は左右に移動する標的に対しては、命中率が著しく落ちる武器でもある。
投石か小柄辺りが届く距離まで詰めればこっちのもんです。
寺だからねぇ……
これが神社に匿っていたなら、些か事情は変わったかも。
勿論、罪咎に穢れた存在として娘の方にも障りが出たりはしたかもしれないが、少なくとも付喪神程度では侵入も出来なかったと思われる。
個人的には討たせてしまっても良い案件。
罪と罰は釣り合わねばならないが、それはあくまで『人の定めた法』における話。
禊と鎮魂、仏門に入り一生菩提を弔う誓いを立てて、実行すれば何とか……
因みに丁半博打で確率的には丁の方が出る確率が高くなります。
なんせ
丁=偶数+偶数/奇数+奇数
半=偶数+奇数のみ
なので。
だったら丁だけ賭けてりゃ儲かるのか?
ところが半で当たらないと大して儲からない上に、半が続けて出たら容易に赤字転落です。
さて、とっとと退散~♪
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