涅槃に行けない僧侶サマと極楽浄土で戯れを

雪深い山の麓に位置するお寺の僧侶サマと、彼に嫁いだ仏像愛好家の木工作家。
因果応報な出会いから結婚、煩悩まみれの姫初めまで、終始ほのぼのとしたふたりのラブラブなおはなし。
仏教用語が飛び交いますが全体的にほんのりしてます。

※涅槃→煩悩の火が消え、人間が持っている本能から解放され、心の安らぎを得た状態。仏教が理想とする「悟り」の境地のこと。ニルヴァーナとも。
※極楽浄土→仏教で阿弥陀仏がいるという、苦しみのない快い幸福のある世界、楽園。スカーヴァティー。
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