あなたにおすすめの小説

夫が王宮舞踏会の開幕の一曲を愛人と踊ったので、離縁します。侯爵家の招待状も王太后さまとのお茶会も、ぜんぶ私が回していたのですけれど 表紙

夫が王宮舞踏会の開幕の一曲を愛人と踊ったので、離縁します。侯爵家の招待状も王太后さまとのお茶会も、ぜんぶ私が回していたのですけれど

結婚六年目の秋、王宮舞踏会。夫婦で踊る開幕の一曲を、夫は愛人と踊った――侯爵家の社交を六年間支えてきたのは、招待状の一枚から王太后さまとの縁まで、すべて妻のアメリアだったのに。ならば、その糸をぜんぶ引き上げて離縁します。招待の返事が来ない。縁談が流れる。王家の狩猟会から外される。音を立てて崩れる侯爵家を横目に、アメリアの前には「開幕の一曲を十二年間踊らない」北の公爵が現れて……。全六話。
恋愛 完結 短編
文字数 12,056
​愛人を正妻にすると言われたので、すべてを引き上げて家を出ます 表紙

​愛人を正妻にすると言われたので、すべてを引き上げて家を出ます

親同士の取り決めで、多額の借金を抱えるガーランド伯爵家に嫁いだアニエス。 彼女は妻としての責務を果たすため、数年がかりで領地の財政を立て直した。 しかし当主である夫のレオンハルトは、彼女の血の滲むような努力を軽んじ、すべてを自分の手柄のように振る舞っていた。 ついには、愛人を本妻に据えるため、アニエスに一方的に離縁を突きつける。 「喜んでお受けします。その代わり――」 静かに離縁を受け入れたアニエスは、一つの条件を出す。 自身が育て上げ、伯爵家を支え続けていた商会の権利と、有能な人材をすべて引き連れて屋敷を去るということを。 そしてアニエスが去ってから、ガーランド家は急速に傾き始める。
恋愛 完結 短編
文字数 89,535
愛を選んだ夫と離縁しましたが、私はもう振り返りません 表紙

愛を選んだ夫と離縁しましたが、私はもう振り返りません

夫のロイドから、離縁を切り出されました。 理由は、不倫相手のリリナと結婚したいからだそうです。 驚きはしましたが、引き止める気にはなりませんでした。 私は息子のルークと一緒に家を出ることにします。 ちょうど、ルークが新しく宿屋を始める準備をしていたところでした。 あの宿を実際に回していたのは、私たちです。 それを手放して、どうなるのか。 新しい宿での生活と、元の宿の変化を見ながら、 私は自分の選択を確かめていきます。
恋愛 完結 長編
文字数 58,420
夫が我が家へ連れてきた女性は、なぜか私の席に座っていました 表紙

夫が我が家へ連れてきた女性は、なぜか私の席に座っていました

大商会の娘レティシアは、経営難に陥っていた子爵家のアルベルトと政略結婚した。 愛から始まった結婚ではない。 それでも数年間を夫婦として過ごし、領地のために実家の商会との橋渡しも続けてきたレティシアは、二人の間には穏やかな信頼くらいはあると思っていた。 そんなある日、アルベルトが一人の若い女性を屋敷へ連れてくる。 「昔馴染みのクラリッサだ。しばらくうちで面倒を見ることにした」 事前の相談は、何もなかった。 そしてその日の夕食。 レティシアが食堂へ入ると、クラリッサはなぜか、この家の女主人である自分の席に座っていた。 慌てて立ち上がろうとするクラリッサ。 それを止めたのは、夫だった。 「僕が座らせたんだ。君ならこれくらい気にしないだろう?」 問題は、一脚の椅子ではなかった。 夫が当然のように決めていたこと。 妻なら受け入れると思われていたこと。 そして、今まで見ないふりをしていたもの。 ひとつの席から始まった違和感は、やがてレティシアに、自分の結婚そのものを見つめ直させていく。
恋愛 完結 短編
文字数 26,338
行く当てのない幼馴染を同居させると旦那が勝手に決めました 表紙

行く当てのない幼馴染を同居させると旦那が勝手に決めました

旦那が幼馴染を同居させると言い出した。 どう考えても問題にしかならないと思ったが、旦那はそれで良かったのだろう。 だってどう見ても愛しているのは私ではなく幼馴染なのだから。
恋愛 完結 短編
文字数 15,979
私との約束だけ、いつも忘れる夫でした 表紙

私との約束だけ、いつも忘れる夫でした

ミレーヌは、夫ダリウスとの約束をいつも楽しみにしていた。 一緒に出かける日も、食事をする日も、その時間のために予定を空けて待っていた。 けれどダリウスは、仕事や他人との約束はきちんと覚えているのに、なぜかミレーヌとの約束だけは忘れてしまう。 そのたびに謝られ、「今度こそ」と思ってきたミレーヌだったが、ある日ふと気づく。 ――待たなければ、傷つくこともないのではないか。 それから彼女は、夫のために予定を空けることをやめた。 ただそれだけのことだったはずなのに、二人の日常は少しずつ変わり始める。
恋愛 完結 短編
文字数 10,431
『君は強いから大丈夫』と婚約者に言われたので家を出ました。今さら探しに来ても遅いです 表紙

『君は強いから大丈夫』と婚約者に言われたので家を出ました。今さら探しに来ても遅いです

「君は強いから大丈夫だろ?」 隣領から来た貴族の娘を紹介した婚約者は、私にそう言った。 平民ながら魔力が多く、魔法学校に特待生として通っていた私は、在学中に領主の息子に見初められた。 「君の力なら、この街を守れる。一緒に守ろう」 そう言われて彼の領地に来て、婚約した。 それから数年。 街にはほとんど魔物が近づかなくなり、平和な日々が続いていた。 ――あの日までは。 隣領から来た貴族の娘を紹介した婚約者は、私にこう言った。 「君は強いから大丈夫だろ?」 その言葉を聞いた瞬間、私はようやく気づく。 彼にとって私は、何だったのか。 だから私は、静かに街を出ることにした。 ……今さら探しに来ても遅いです。
恋愛 完結 短編
文字数 4,519
世界を救った魔法使いですが、夫である王子に裏切られたので慰謝料を請求します 表紙

世界を救った魔法使いですが、夫である王子に裏切られたので慰謝料を請求します

世界を救い、魔王を討伐して凱旋したその日。 夫である王子の隣には、見知らぬ女性が立っていた。 どうやら私は、死ぬと思われていたらしい。 ――でしたら、契約に基づき慰謝料を請求いたします。 裏切りに泣くつもりはない。 王家相手であろうと、理は理。 淡々と取り立て、淡々と清算するだけのこと。 けれどどうやら、私の帰還を歓迎しない者もいるようで……? 世界を救った魔法使いが、夫と王家から正当に取り立てるお話。
恋愛 完結 長編
文字数 24,069