忘れ去られた恋の行方は
手合わせ中の事故で頭を強打し、目覚めたレオナードは4~5年分の記憶を失っていた。
変わってしまった町、 王都へ去った幼馴染、知らないはずの約束。
過去を思うと頭痛に見舞われながらも、「記憶をなくしたって俺は俺だ」 と言い切り、日々を生きる。
しかし、ある人物を前にしたときだけ、理由も分からないまま激しく取り乱した。
忘れてしまった彼と、忘れられることにした彼女。
かつて二人の間に何があったのか。
彼が失った記憶の中に、どんな想いが眠っているのか。
好意と執着、諦めと期待が、男の心を何度も揺さぶる。
記憶が戻らないままに、彼が選ぶものとは。
忘れ去られた恋の行方は──
※タイトルの後ろに[*]がある話は、他者視点です。
※作中の仕事や症状などは全てフィクションです。史実や事実に基づいていないことをご理解ください。
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