あの日のパーカーと彼女

ねぇ、今も覚えてる?

あの夜、寒そうにしてた君に
灰色のパーカーを渡したんだ。

「これであなたの匂い感じられる」
そう言って笑った君が、
どうしようもなく愛しかった。

でも──

あの日のニュースが、僕から君を奪っていった。
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