装備枠は10個あります~壊れた伝説級装備を集めていたら、いつの間にか学園最強になっていた~
。
王立魔導学校へ入学した13歳の少年、マクベス・ワインズマン。
魔法使いとして活躍することを夢見ていた彼が、入学式の《スキル授与式》で授かったのは――聞いたこともない《装備収納(ギアボックス)》というスキルだった。
装備を収納できるだけ。
周囲からは「荷物持ちにちょうどいい」と笑われ、マクベス自身もハズレスキルだと思っていた。
しかし、学園から支給された《魔導士の杖》をギアボックスへ収納したことで、その常識は覆される。
なぜか杖を手にしていないのに、魔力上昇と付与能力《魔法補助》が発動していたのだ。
《ギアボックス》に収納された装備は、すべて《装備中》として扱われる。
しかも装備枠は全部で10個。
さらにマクベスは、王都の武器屋でとんでもない事実を知る。
普通に装備しても何の効果もない、壊れた古い指輪。
しかしギアボックスへ収納した瞬間、その指輪は本来持っていた能力を取り戻し、マクベスのステータスを爆発的に上昇させたうえ、《上位魔法・フレアストリーム》まで使用可能にしてしまった。
――ギアボックスの中では、装備が壊れているかどうかなど関係ない。
つまり、世間では価値のない壊れた装備も、マクベスにとっては超一級のお宝。
古代の魔剣。
砕けた聖騎士の鎧。
魔石を失った大賢者の杖。
歴史の中で壊れ、捨てられ、ガラクタとなった伝説級装備の数々。
それらを格安で手に入れ、《ギアボックス》へ放り込んでいくたび、マクベスはその力をすべて自分のものにしていく。
「ちょ、ちょっと待って! 僕、目立ちたくないんだけど!?」
これは、誰も見向きもしない
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