『アンカー』
谷村広子は『松井』を訪れる。1時間500円でどんな話でも聞くという奇妙な商売の女だ。ただの憂さ晴らしのはずだったが、『松井』に話したことから広子の視界に『海』が見え始める。
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今の距離のままでよかった。
そう思っていたのに――
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その言葉が、自分に向けられたものじゃないことを。
好きな人の好きな人が、自分じゃない。
苦しくて、切なくて、それでも離れられない。
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✿ 私は夫のことが好きなのに、彼は私なんかよりずっと若くてきれいでスタイルの良い女が好きらしい
累計ポイント130万ポイント超えました。皆さま、ありがとうございます。❀
結婚後、2か月足らずで夫の心変わりを知ることに。
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しなかった。
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さようなら。
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◇|日比野滉星《ひびのこうせい》32才 会社員
◇ 日比野ひまり 32才
◇ 石田唯 29才 滉星の同僚
◇新堂冬也 25才 ひまりの転職先の先輩(鉄道会社)
2025.4.11 完結 25649字
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※フィクションです。
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