私を殺しても誰も得をしないと言うのに
公爵令嬢エレノアは、王城で何者かに背中を刺され瀕死の重傷を負う。
目を覚ますと、犯人として捕らえられていたのは幼い頃から信頼してきた専属侍女アンナだった。
「三日以内に真犯人を見つけられなければ、アンナは処刑する」
国王からそう告げられたエレノアは、自ら事件の調査を始める。アンナが犯人なんてそんなわけがない。
だが調べれば調べるほど、誰にも犯行の動機が見当たらない。
――私を殺しても誰も得をしないというのに。
魔法も科学捜査も存在しない世界だからこそ、証言や身分制度が鍵となる異世界ミステリー。
事件の解決に必要なのは、国王陛下を納得させるロジックだけ。
異世界恋愛テンプレで描く、”なろう式”中世ヨーロッパ風ミステリー。
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