ユキノホタル ~名もなき遊女と芸者のものがたり~
二度と会えなくても忘れないと誓う和歌。
彼の幸せを最後に祈るユキ。
願う形は違えども、相手を想う気持ちに偽りはない。
嘘と欲と金が渦巻く花街で、彼女たちの思いだけが真実の形。
二人の少女がそれでも愛を手に入れ、花街で生きた証の物語。
※ ハッピーエンドではありません。
※ 詳しい下調べはおこなっておりません。作者のつたない記憶の中から絞り出しましたので、歴史の中の史実と違うこともあるかと思います。その辺をご理解のほど、よろしくお願いいたします。
はじめまして。
完結おつかれ様です。
とても面白かったです。
ユキと和歌
ふたりの生い立ち
遊女と芸者
子をおろしたユキと産んだ和歌
惚れた男と肌を合わせなかったユキと合わせた和歌
儚くなったユキと生きた和歌
二人は同じ一鶴楼に身を置きましたが、その生きた道は対になっているのに気づきました。
どちらも幸せな終わりではなかったですが、とても美しい物語で感動いたしました。
すでに三度読み直しております。
素晴らしい作品をありがとうございます。
完結お疲れ様でした!悲劇悲恋の世界にどっぷりハマりました。
遊女・女衒の世界、遊女に男衆に彼らを扱う元締めに客達総じて全員が同じ立場なのだと思い知らされました。
時代に翻弄されつつ自分の生活を送るべく世界に足を踏み入れる。中には逃げ出そうとするも店からは逃れられず、また主人達の言われるままに商売をするも身を壊し死に至る。誰もがこの運河の枠組みからは逃れられない運命だった。
ユキ、あまりにも純真さを持つ故にこの結末に。最期は最愛の人に看取られただけ幸せだったのだろうか。佐平の守り通した矜持が彼女を抱くことを許さなかった結末が切ない。ラストシーンは予告作「名も無い男の慕情」とは少し違うものの綺麗な描写でした。
和歌(前回誤字してしまいましたww)予想通り男の子の出産。亡き小太郎の執念が実を結んだよう(違)。依然飼い殺し生活は変わらんと言う事か。
ラスボスのような印象の辰巳氏は和歌の母珠子を求めつつ彼女を囲ってまで何がしたかったのだろうか?あるいは彼自身も明快な答えを持っていないようで。
店の主人花見や桔梗達は一見すると諸悪の根源に思えますが彼らも所詮は生きるためにしているに過ぎず、立場から逃れられないという点では雇っている遊女や男衆と大差はない。
まともなのは同じ遊女たる豊川やお高ぐらいだったか。しかし彼女達も他人に気遣いしている余裕はないので無条件に優しかったとは言えん。
後、ユキの幼馴染の末吉はユキへの想いを完全に切り捨て二度と一河に足は運ばず師匠の元で修行していたのだろうか?残酷だけどその方が彼にとって幸せ。
敢えて各人の結末を曖昧にしているので少しモヤっとしたものがありますが、全てすっぱり割り切れるのが人間ではないので逆にリアルさを引き立てているというか。
またご執筆の時には読ませて頂きます。ありがとうございました。
完結ありがとうございます!
ジャンルが違うかもしれませんが、
「野麦峠」のような
時代の狭間であがく
女の苦境を垣間見る作品でした。
(独り言)
時代モノと言えば
刃物(剣劇)がないと売れないと
以前は云われてましたが
いまは
チャンバラ無くても読まれている時代小説が増えてます
もちろん、恋愛も絡むものもおおいです。
私は、今作品を読んで
もっと、時代モノが間口が広くなり
今までターゲットになりにくい層に刺さると思いました。
(TL読みって、メリバはごちそうですし)
これからも、
次なる作品を楽しみにしてます!
追伸
このお話は、
余計な期待を持たせない
佇まいの有る、
品を感じました。
更新お疲れ様です。ご対処ありがとうございます。
前回までの辰巳氏の講釈、なぜかまともに聞こえていましたが今話でそうくるか!一見すると重度の病み具合ですが欲しくないものはすぐ手に入るのに本当に求めてやまないものは手に入らない、辰巳氏のそんな衝動が伝わってきます。若への閉じ込め具合にもそれが現われています。
しかし生まれてきた子供が男で「彼」似であったとしたら?・・・ガクガクブルブルww
更新お疲れ様です。前々回から続く末吉視点。
現実に打ちひしがれる末吉に覚悟を決めて己の道を歩み始めているユキ、やはり男は女には及ばないか。
また見ず知らずの男がつぶやく残酷な言葉が優しい。恐らく末吉のような青年を数多く見て諭してきたのがよく分かる。加えて先輩芳一の温かさが身に染みる。こうやって兄弟弟子は血よりも濃い関係を築いていくのだろう。
痛々しい展開だけど読まずにはいられない、今更だけど悲劇的展開が上手過ぎます。
PS.前回のコメントについて下世話ながら
かの「る〇剣」の作者も新人の頃に読み切りで時代物を描いて「次は違うジャンルを」と意気込んでいたら、担当者に「時代物でウケたからもっとやってみようよ」と言われあの名作が生まれたのだとか。
資料収集やPV数につなげるのは難しいと思いますが、時代物の執筆を作者様の手段の一つとして温めてみてはいかがでしょうか?
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