この結婚は王命ですから。初夜で拒絶された花嫁です、それでは自由にやらせていただきます!

「どうせ、形式だけの結婚だ。だから俺に期待するな。あんたは好きに生きればいい」

北部に嫁いできたシャルロットは夫となるイザークに、初夜で冷たく拒絶されてしまう。

南部の富豪、セバスティア侯爵家シャルロットと北部のイザーク・カロン侯爵。
北部と南部を結ぶ要となるこの結婚は、すなわち王命。

王命の重さ、理解してらっしゃいますか?

――まあ、いいか。そっちがその気なら、好きにやらせていただきます!

領地改革始めましょう。南部から持ってきた食料を市井にふるまい、お金だってジャンジャン使って景気よく!

好き勝手に過ごしていると、なぜか近づいてくる旦那様。

好きにしろと言ったのはそっちでしょう? なのに今さら距離を詰めてくるのはどうして?

この結婚の本当の目的を、彼はまだ知らない――。
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