人形師転生~転生してもステータス【器用】しか伸びないので、シンデレラの主人になって人形師としてプリンセス達を救いたいと思います~
ステータス。レベル。スキル。ユニークスキルなどの能力がハッキリと分かれていて、それらすべてが人々の生活を支える世界。
そんな世界にひとりだけ、ステータス【器用】のレベルしか上がらない少年が。
貧しい暮らしというわけではなかったが、それでもスキルもパッとしないものばかりで、他人から陰で蔑まれていた。
そんな少年だったが、〝不慮の事故〟に遭いこの世を去った。
……はずだった。
少年は、またもや同じ世界に、今度は別の青年の姿で蘇ったのだ。
しかも、懐には、使い古されたお姫様姿の操り人形が。
しかし、元少年は人形なんて触ったことはなく、ステータスを確認してみると、称号:ドールマスターと見慣れた【器用】極振りの欄。
呆れて溜息を漏らしたが、するとどうだろう。
元少年の溜息に反応するかのようにどこかから少女の声が。
「なあに? 誰の溜息? 何もしないから平気よ。私の瞼を開けてくださらない?」
その声の出どころは、どうやら腕に抱えた人形からでした。
これは、不思議な人形と世界を知らない少年の不思議な旅の物語。
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