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ガッカリーヌ男爵家長子アウレリウスとパーティーを組めば死ぬ。
パーティーを組んだメンバーは全員、戦死、毒殺、追放後野党に襲われるなど様々な理由で死んでいる。
そんな曰く付き冒険者として不名誉な名が広まってしまったアウレリウスは、父に強引な手段で国外追放されてしまう。
魔物が蠢く森で生死を彷徨うアウレリウスだったが、一瞬意識を失ったかと思えば、次の瞬間にはなぜか見知らぬ美少女に膝枕をされていて――??
文字数 745
最終更新日 2025.10.28
登録日 2025.10.28
転生の代名詞、フェニックス。炎の肉体、再生の炎を操る幻獣。
しかし、世界が魔王に敗北したその日、フェニックスの役目も終わった。
なら、別の世界で楽しく暮らしてもいいのではないか?
異世界から召喚された勇者に聞いた話では、異世界は割と平凡平和を謳歌できると聞く。
ふむ、今度の死後、神に頼んでみるとしよう。
そうして、フェニックスはこの凄惨な世界から消えていった。
文字数 1,338
最終更新日 2025.10.25
登録日 2025.10.25
勇山学園高等部1学年入学式当日。その日、俺達は勇者に選ばれた――。
〝異世界をこよなく愛スるお前ら様、ゴキげんよう。
入学おめでとウ。お前ら様は勇者に選ばれまシタ。〟
未知の存在の言葉通り、俺達の頭の上には【称号:勇者】という表示が。
そして、その役割は今現在、紛争、戦争が起こっている異世界の戦地に赴き、特殊スキルを駆使して武勲を上げること。
結果を残せなかったものは、死ぬ――…。
初日である今日、異世界に行くのは、俺だ……。
文字数 1,351
最終更新日 2025.10.14
登録日 2025.10.14
スライム――生態系最下位という最弱の魔物。そんな世界から淘汰され、絶滅したとされる生物が今、誕生した。
スライムは、己よりもか弱き存在を溶かし、食す。
意思なき魔物。食す為に、這う。
図鑑でも知ることができる生態は、そんなところ。
だが実態はどうだ。
すべてを溶かす体質である酸性の毒能力が移動するだけで大地を削り、その跡からは魔物を生み出す瘴気が立ち込める惨状。
そう、スライムとは魔物にとって、毒でもあり、親でもある。
生態系の頂点に君臨するべき魔物である!!
これは、そんなスライムのお話。
文字数 1,364
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.10.01
21歳、処女。トラック事故で死にまして、気づいたら知らない男の子の体に憑依していました。
男の子として生活をはじめて、数年越しに学生に戻ってやり直した気分。
だが、なぜか仲のいい男の子と怪しい関係になりそうなことに気づいてしまった。
この子、もしかしてこの子(憑依体)に気がある!? でも、中身は私だし、本人はどっかに言っちゃってるし!
なんかごめん~~~!!
文字数 1,173
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.20
従来の魔物や妖精などを自分のもとに呼び出し使役する魔法――召喚魔法。
その召喚技術が、現代アケニチでは理想の結婚相手を見つけるための婚活システムへと発展を遂げた!
自称MDO(まるでだらしない男)のマルオは、母親に魔物と結婚する気?と揶揄される年齢。人間至上主義な家系のため、下手に結婚相手も選べず、マルオの将来は独身まっしぐら。
そんなある日、自分の結婚適正を見てくれると評判の鑑定士を雑誌で見かけ、怯えつつも依頼してみることに。
そして、後日、鑑定の報告を受けたのだが、マルオの思考が真っ白になるほどの結果で――??
文字数 1,785
最終更新日 2025.06.15
登録日 2025.06.15
自由人のフリエさん
モンブランが食べたくなって、宇宙旅行の途中に地球を眺めると、大地がサクサク菓子に見えて一層おいしくなりそうと思ってしまう。
お金なんか関係ない、時間なんか関係ない、実行規模なんか関係ない、彼女がどこから来たのかなんて最早どうでもいい。
そんなフリエさんの日常物語である。
文字数 2,263
最終更新日 2025.05.21
登録日 2025.05.20
ステータス。レベル。スキル。ユニークスキルなどの能力がハッキリと分かれていて、それらすべてが人々の生活を支える世界。
そんな世界にひとりだけ、ステータス【器用】のレベルしか上がらない少年が。
貧しい暮らしというわけではなかったが、それでもスキルもパッとしないものばかりで、他人から陰で蔑まれていた。
そんな少年だったが、〝不慮の事故〟に遭いこの世を去った。
……はずだった。
少年は、またもや同じ世界に、今度は別の青年の姿で蘇ったのだ。
しかも、懐には、使い古されたお姫様姿の操り人形が。
しかし、元少年は人形なんて触ったことはなく、ステータスを確認してみると、称号:ドールマスターと見慣れた【器用】極振りの欄。
呆れて溜息を漏らしたが、するとどうだろう。
元少年の溜息に反応するかのようにどこかから少女の声が。
「なあに? 誰の溜息? 何もしないから平気よ。私の瞼を開けてくださらない?」
その声の出どころは、どうやら腕に抱えた人形からでした。
これは、不思議な人形と世界を知らない少年の不思議な旅の物語。
文字数 4,194
最終更新日 2025.05.10
登録日 2025.05.10
呪術師は、自分を呪った。魔王軍のために汗水流してせっせせっせと人間共を呪って呪って呪って、めちゃくちゃサポートしたじゃないですか!
なのに、見返りは「一隊の主」だけ。
え? 家くれるって約束は?
そして、呪術師は魔王軍に見切りをつけ、転生の秘術を使った。
来世は、平穏なマイライフができる種族がいいなー、と願いながら。
ついでに、魔王軍滅んでしまえ、と呪いを置いてきて――。
そして、魔王軍が敗北した平穏な未来に転生した元呪術師を待ち受けていたのは、やはり平穏なのだが・・・。
どこかで見覚えのある呪いがかけられた魔王軍の支配下にあった魔物に遭遇し・・・!
これは、自分の実力に気づかず、世界を滅ぼしかけた本人が世界を救う、救世の物語! とはさせない物語である。
文字数 7,101
最終更新日 2025.03.13
登録日 2025.03.13
ある朝、学校に行こうと玄関を開けようとしたが、開かなかった。
その理由は、玄関口で寝息を立ててグッスリの年上の女エルフさんのせい。
彼女は、誰かに捨てられたのだそう。
まったく意味が分からない。
とりあえず、行く宛もなさそうで、お腹を空かせていたし、追い払おうと思ってもなんか微妙な空気なるのが嫌で、一日だけ止まらせる約束を。
だが、家はちょっとだけ夜に問題が。
夜になると、悪魔や妖怪が家に帰ってきて、ちょっとした宴会状態になるのだ。
毎夜のことなので、慣れてないエルフさんはちょっと怯えてしまうかもしれないと思ったが、なんだか歓迎ムードに嬉しそう。
まぁ、エルフならこういうのは慣れてるのかな?
そんなモノノケハウスに年上エルフさんが仲間になったお話だニャン。by猫又主人(高校生)のぼく。
文字数 2,455
最終更新日 2025.03.11
登録日 2025.03.11
浅田 大志。28歳。サラリーマン。事故死。
そんなありふれた死因なんかよりも、聞いてくれよ。
俺、ゴリラに転生しちゃった。でもさ、それがゴリラ生活って案外快適なんだよ。
エサ場共有だし、メスはオスに好意的な部分強いし、群れのボスはハーレムっぽい感じだし、仲間の奴らめちゃくちゃ良い奴らばっかなんだよな。
んで、ゴリラ生活6年目にして、再び事故死。
誰も笑うことがなくなる展開。かと思いきや!
ゴリラのまんま、魔法や魔鉱石、ドラゴンやユニコーンなんかがいる異世界に転生してたんですけど!?
しかも、その世界でドラゴンやってる異世界人発見して、元の世界トークしながら世界旅行することになった!
なんかいろいろ笑えねーけど、楽しいからいい! そんなハナシ!
文字数 3,865
最終更新日 2025.03.04
登録日 2025.03.04
女性と男性の力関係による差別がかなりひどい異世界に召喚されてしまった私。
召喚とは言え、心のどこかでチート能力カモンと唱えるも、敗北。
王国からはした金で追放、そして案の定、移動中に荷馬車が魔物に襲われ死。
そして、私はゾンビになりましたが?
異世界にきてまで、三度目の人生の転機なんて迎えたくないどん底スタートですが、何かがうしろについてくる・・・??
文字数 1,867
最終更新日 2025.02.25
登録日 2025.02.25
その奇異な才能に頼って、一代で成り上がったソロモニアス家の一人娘が暗殺された。
彼女は、その後異世界でメイと名乗り、世界で数人しか到達しえない領域〈神話級魔導士〉となった。
目的は、当然、誰にも何も言わせない怠惰な生活が許されるため。
だが、彼女が想像以上に多忙な生活にうんざりして、偶然見つけた太古の魔法で、元の世界への帰郷を果たす。
しかし、そこで彼女を待ち受けていたのは、過去の自分がまさに暗殺されようとしている瞬間だった。
今の自分が助けなければ、転生するかわからない。転生したとしても、きっと後悔する。
苦しい選択を迫られたメイは、自分を殺す暗殺者のもとへ向かう。
これは、メイ(今)とメティス(過去)が交錯する物語。そして、物語のない一人の男の物語。
文字数 2,544
最終更新日 2025.01.29
登録日 2025.01.29
雨が降りやまない日、不自然に誰もいない昼下がりの交差点、その真ん中にポツンと人影。
「やあ、見つけてくれたね」
ソイツは、約束の悪魔。魂の約束を〝肩代わり〟する悪魔。
私は昔、見つけられなかった友達がいた――。
文字数 1,474
最終更新日 2024.12.19
登録日 2024.12.19
俺がこの物語の、「影」の主人公だ。
そういう設定の世界に生まれた俺は、まともな名も与えられず、ひっそりと洞窟の奥深くで誰かが来るのを待ち続けていた。
そして、ついに待望の誰かが俺の前に現れた。
が、しかし、そいつは絶対に来てはならない人物だった。
俺とそいつがちょっとでも触れれば、即この世界のフィナーレを迎えさせ、物語を終わらせてしまう超絶キラー。
奴の名は、甘苦ナイ。
この世界で唯一、俺のことが好きという設定のメインヒロインである。
「主人公のところにいけよおおおおおおおおおおおお!!!!」
文字数 323
最終更新日 2024.12.07
登録日 2024.12.07
実験には、失敗が付き物。愚者は経験に学ぶ。だが、俺様は失敗という経験をすんごいスピードで積むから誰にも悟られることなく今までうまくやってきた天才である。
そんなある日、俺は運命の人に出会った。
そいつは、つい最近、騎士科に編入してきた女子生徒。
騎士科は技能レベルが偏差値と同等以上でないとは入れない超エリート学科である。
そんな学科に一発合格で編入した「本物の天才様」に、見られた。見られちゃったよ。ずっと秘密にしてきたのに!!!!
俺の失敗した瞬間を!!!!!!
「契約する?」と騎士科の天才女子
「え、やだ、コワいんですけど!?」と俺様。
「この蜘蛛の糸はね、秘密を共有した二人が一年間ずっと誰にも秘密がバレなかったら、なんでも願いをかなえられる特別な糸なの。運命の紅い糸って呼ばれてる」
「なにそれ、俺が作ろうとしてた奴の参考にさせてほしいんだが!?」
こうして、俺は自分の魔法研究好きの本性が隠せず、とても不本意だったが、怪しからん契約で結ばれた奇妙な学園生活の幕が開いたのであった。
文字数 2,227
最終更新日 2024.12.06
登録日 2024.12.05
ある日突然、シングルマザーだった姉の忘れ形見、わんぱく盛りの姉の娘、環(たまき)を引き取ることになった25歳独身、京冥(きょうめい)。
アパートで独り暮らしを満喫中だったキョウメイに、天変地異の福音が到来!?
彼の生活は一気に天国から地獄・・・かと思いきや、思わぬところで、タマキには心残りがあることを知る。
それは、母との〝お別れ式〟の日が、タマキのお誕生日と重なっていたこと。
キョウメイは、〝あれ〟から数か月が経ったその日、初めて姪の誕生日を知る。
思わず、自分の恥ずべき行為の数々を実感したキョウメイは、生まれて初めて自分を変えようと努力を始める・・・!!
文字数 613
最終更新日 2024.11.27
登録日 2024.11.27
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