婚約破棄された令嬢は、捨てられたあとに本当の価値を知りました
「アリア・フォン・レイヴェル。君との婚約を、今日この場で破棄する」
華やかな音楽が流れていたはずの大広間が、一瞬で静まり返った。
大勢の貴族が見守る中、私――アリアは、目の前に立つ婚約者を見つめていた。
レオンハルト・グランディア公爵令息。
幼い頃から婚約を結び、十年以上を共に過ごしてきた人。
淡い金色の髪に、青い瞳。
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