婚約破棄された私を捨てた王太子が、今さら復縁を望んでいます
「アリア・フォン・ベルナール。お前との婚約を、今日この場で破棄する」
王宮の大広間に、冷たい声が響いた。
私は手にしていた扇を、静かに閉じた。
目の前にいるのは、この国の王太子――レオンハルト殿下。
幼い頃から婚約者として隣に立ち、いつか夫になる人だと信じていた男性だった。
王宮の大広間に、冷たい声が響いた。
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