たそがれ探偵事務所。〜蜃気楼の街〜
事務所の名前は「たそがれ探偵事務所」
俺は自分の「神楽(しがらき)」って苗字をとって単純に事務所の名前を「しがらき探偵事務所」ってつけたんだが、ダチや知り合いからウダツのあがらない、いつ潰れてしまうかも分からない探偵事務所だからって、まるで夕日が沈んでいくように明日はもしかしたら日は昇らない
かもしれないって理由から「たそがれ探偵事務所」って、いつの頃からか呼ばれるようになった。
そんな俺は三十路の中年?男・・・自分じゃ30って数字はまだ中年だとは思ってないけどな。
俺はある日、夜中に立ち寄ったコンビニで、ひとりの金髪ギャルと出会うことになる。
その金髪ギャルの名前は「花咲 鈴蘭」(はなさき すずらん)
普通ならコンビニにタムロしてるギャルなんかスルーするところなんだけど、よせばいいのに
俺はつい、その子に声をかけてしまったんだ。
中年男がギャルに声をかけるなんて変態って思われるのがオチなのに・・。
結局それがきっかけで俺は、その金髪ギャルとパートナーとして組むことになった。
彼女は俺のことをヨーちゃんと呼び、俺は彼女のことをズズと呼ぶ。
俺は自分の「神楽(しがらき)」って苗字をとって単純に事務所の名前を「しがらき探偵事務所」ってつけたんだが、ダチや知り合いからウダツのあがらない、いつ潰れてしまうかも分からない探偵事務所だからって、まるで夕日が沈んでいくように明日はもしかしたら日は昇らない
かもしれないって理由から「たそがれ探偵事務所」って、いつの頃からか呼ばれるようになった。
そんな俺は三十路の中年?男・・・自分じゃ30って数字はまだ中年だとは思ってないけどな。
俺はある日、夜中に立ち寄ったコンビニで、ひとりの金髪ギャルと出会うことになる。
その金髪ギャルの名前は「花咲 鈴蘭」(はなさき すずらん)
普通ならコンビニにタムロしてるギャルなんかスルーするところなんだけど、よせばいいのに
俺はつい、その子に声をかけてしまったんだ。
中年男がギャルに声をかけるなんて変態って思われるのがオチなのに・・。
結局それがきっかけで俺は、その金髪ギャルとパートナーとして組むことになった。
彼女は俺のことをヨーちゃんと呼び、俺は彼女のことをズズと呼ぶ。