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彼女は今年大学を卒業して横浜湾岸警察署の婦警さんに任命された。
婦警さんになりたてほやほや。
男勝りな彼女は本当は刑事になりたいって思っている。
美人というよりは、どっちかって言うと可愛い系。
ただ性格が・・・おてんば、慌て者、早とちり、自覚がない、マイペース、
人の言うことを無視する傾向にある。
あと、人一倍好奇心旺盛、怖いもの知らず・・・。
そして合気道初段。
だから、事件の匂いがすると好奇心の虫が騒いで我慢できなくなる。
捜査一課の先輩を差し置いて事件に首をつっこむ。
事件って聞けばじっとなんかしていられない。
文字数 6,046
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.04.04
事務所の名前は「たそがれ探偵事務所」
俺は自分の「神楽(しがらき)」って苗字をとって単純に事務所の名前を「しがらき探偵事務所」ってつけたんだが、ダチや知り合いからウダツのあがらない、いつ潰れてしまうかも分からない探偵事務所だからって、まるで夕日が沈んでいくように明日はもしかしたら日は昇らない
かもしれないって理由から「たそがれ探偵事務所」って、いつの頃からか呼ばれるようになった。
そんな俺は三十路の中年?男・・・自分じゃ30って数字はまだ中年だとは思ってないけどな。
俺はある日、夜中に立ち寄ったコンビニで、ひとりの金髪ギャルと出会うことになる。
その金髪ギャルの名前は「花咲 鈴蘭」(はなさき すずらん)
普通ならコンビニにタムロしてるギャルなんかスルーするところなんだけど、よせばいいのに
俺はつい、その子に声をかけてしまったんだ。
中年男がギャルに声をかけるなんて変態って思われるのがオチなのに・・。
結局それがきっかけで俺は、その金髪ギャルとパートナーとして組むことになった。
彼女は俺のことをヨーちゃんと呼び、俺は彼女のことをズズと呼ぶ。
文字数 29,540
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.04.02
僕の名前は「|蒼 敬四郎(あおい けいしろう)」歳は19才。
今年大学に入学したため一人暮らしすることなったんだけど普段なにもして来なかったから
料理が作れない。
朝はまあパンとコーヒーでなんとかなるし、昼食は学食にすればいいんだけど、晩ご飯は・・・
毎日スーパーの弁当や外食ってのもな〜って思って、せめて晩ご飯だけでも、ちゃんとしたモノを
食べたいと思って、そこで家事代行さんに来てもらうことにした。
で、やってきた代行さん・・・僕はてっきり、おばちゃんが来るもんだとばかり思ってた。
そしたらなんと、来たのは僕と同い年くらいの年頃の中国人の女の子だった。
その子の名前は「小 姑娘」(シャオ・クーニャン)
な訳で、クーニャンさんが毎夕、僕くんちへやってきて晩ご飯を作ってくれることになった・・・。
彼女は聞いたことないような拳法の使い手で、おまけに聞いたことないような中国の山から
降りてきた仙女だったんだ。
文字数 8,676
最終更新日 2024.04.02
登録日 2024.04.02
僕の名前は「「牧村 愛彦」(まきむらよしひこ)16才・現役高校生。
そして彼女の名前は「仲里 紗凪」(なかざと さな)
紗凪は僕が高校に入学する時、よその地区から転入して来た。
そして僕は、ご多分にもれず紗凪に一目惚れした。
だけど、好きって言葉はとても言えない・・・そんな勇気僕にはなかった。
同じクラスだから、話くらいはする・・・だけどいつもそこまで。
しかも紗凪は僕のマンションの部屋の横隣に引っ越してきている、休みとか否応なしに
顔を会わせることだってあるわけで・・・。
もし好きだと伝えて、紗凪から断られたら、次からきっとギクシャクしてしまう。
今まで以上に気軽に話せなくなる。
そんな悪い考えが浮かぶせいで、僕は紗凪が好きだと言えない。
好きな子を目の前にして出るのはため息ばかりだった。
文字数 27,170
最終更新日 2024.04.01
登録日 2024.03.31
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